早渕仁美「食べる日。(4日目)」
こんにちは、吉田町を旅する早渕仁美です。
4日目の今日は、一言で言うと、食べる日。
これまで自分の足で歩いてきたけど、ちょっとお初の路線バス乗ってみた。
バスって、観光バス?!
と思いながら躊躇して、降りる人より先に乗ろうして、
まだですって言われて一旦降りて、
乗ったら違うとこにICタッチしたのであっちですって言われて、
正式な所にタッチして、乗りました。
観光バス風のバスを一駅で降りる。
先日見つけた池の持ち主であるうなぎやさんに電話したらお休み。
とりあえずうなぎを食べよう!と思い、
違ううなぎやさんに向かった。
バスを降りてもこの景色とともに、しばらく歩く。
でも思っていたお店が見つからず‥
うなぎの養殖場の横を通過。
地図に載っているお店が見当たらないけど、確かに吉田うなぎはいる‥
養殖場から少し離れたところにお店を発見。
吉田町産のうなぎを扱うお店。
すごくお買い得だった。
こちらでお弁当をお願いすれば、15分で焼きたてを用意してくれる。
ほかにもチルド品などを地方発送してくれるみたい。
この細長いお弁当箱を持って、再び町を歩く。
現地の人はこの細長さを見てうなぎって分かりそう。
うなぎの名産地で細長いお弁当を持つ人が歩いています。
さて、この場所。
お城を背景に座らざるを得ない風景が広がる場所にて、お弁当を食べることに。
うなぎ好きの人は心でうなったと思います。
この照り、蓋をかけた瞬間の香ばしい香り。
川を見ながらうなぎを食べるという状況。
うなぎといえば、土用の丑の日とか親戚が来た時とか、
何か特別な時に食べるイメージだけど、
なんでもない時にうなぎを食べると、
その瞬間だけが、特別な瞬間に感じられる。
ふわふわの身に、香ばしい焼きの香り。
うなぎの甘さとタレの甘さが相まって、本当に美味しいうなぎでした。
さて、
次は歩いてお肉屋さんに。
ホストの方にコロッケがめちゃうまいと聞いて、伺ってみた。
店内はひっきりなしにお客さんがきて忙しそう。
みなさんお肉の他に、揚げる前の物や、揚げた大量の揚げ物を買っていた。
人気のコロッケと黒はんぺんを揚げてもらった!
次の食べる会場はこちら。
小山城展望台側の小山城前芝生広場。
ホストの方々が手がける、小山城夜市の会場。
『子供達に地元で楽しい思い出を』との想いで立ち上げた夜市。
音楽イベントやワークショップ、出店ですごく賑わうお祭り。
なんの変哲もない芝生広場に見えるけど、
すごく良い場所だった。
芝生広場のサイドには、形の違うベンチが点在していて、
背もたれのあるベンチを選んだ。
芝生広場には日曜でもほとんど人がいなくて、
たまに犬の散歩の人が遠くにいたり、
虫の採集をする単独のお父さんがいたり。
ベンチの後ろは垣根があって民家となんとなく分断されている。
でも壁ではないから、庭先の話が聞こえてきて、
誰かが帰ってきたことを垣根越しに認識。
前に後ろに、横に、吉田町の人たちが生活をしている。
この広場で眺めた風景や聴いた音が、
とても重要なことを示していた。
それは引き続き旅で感じていくとして、
滞在まとめで整理したいと思った。
【おまけ】