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関かづみ「屏風岩、五竜の滝と意見交換会」(4日目)

4日目。何にもしない合宿の会場ですが、朝7時半から他のミニバスチームの練習の予定があるとのことだったので、起きたら早々に解散、かと思いきや、体育館では朝からめいっぱい遊んでいる子どもたちもたくさんいてびっくりしました。そんな子どもたちも、お迎えを受けて少しずつお家に帰って行きました。私たち旅人も一旦解散で、おやじの会の方にホテルまで送っていただきました。

ホテル近くのコメダ珈琲で3日目のMAW noteを書いてお店を出たのは10時半ごろ。駅の周辺を散策するか、行きたいと思っていたスポットの一つ、屏風岩に行くか、1日の予定を決めかねていましたが、屏風岩の方面へ行くバスの時間がちょうどよいことが分かり、屏風岩まで行くことにしました。往復歩くにはやや距離があるように思われたし、バスは11時前のを逃すとあとは夕方までない。。。裾野駅、昼間は電車も1時間に2本くらいだし、ここで生活するには、やはり車がないと時間の制約をかなり受けるなぁと実感しました。

バスを降りてからてくてく15分くらい歩き、さらにきのこのたくさん生えている林の中を少々歩いて、佐野川の脇に到達。奥を見ると、滝と不思議な縦長の岩の柱がずらり。これは、溶岩が冷却によって収縮し、垂直に割れ目が入って、それが水の侵食によって露出したものだそうです。富士山の溶岩がこんなところまで流れてきていたのだということも、目に見えるまで幾年の年月をかけて侵食してきたのだろうということも、自然の雄大な営みを感じるものでした。

屏風岩

屏風岩からは裾野市中央公園の五竜の滝に向かいました。五竜の滝には箱根の芦ノ湖からの水も流れ込んでいるのだそうです。裾野市は、北西は富士山、東は箱根山に挟まれており、芦ノ湖スカイラインからは裾野市がずっと見渡せてとてもよいのだとか。公園内にある裾野市観光協会の方は、車があれば行けるのだけれども、、、と自分のことのように残念そうにお話し下さいました。公園内にある五竜の滝は、雄滝と雌滝に分かれていて、雌滝は離れていて近くに行かれなくなっていましたが、雄滝は水飛沫を感じるほど近くから見られました。暑さの中の爽やかな涼でした。

五竜の滝(雄滝)

自然の余韻を味わいつつ裾野駅方面に戻り、「おうちカフェ茶まり」でひと休憩。黄瀬川の辺りにある民家カフェです。“ずっとここにいたくなるそんな空間にしました”というキャッチフレーズ通りゆったりした時間が流れていて、おばあちゃんのおうちに来たような、気持ちがほっこりなる空間でした。アーツカウンシルしずおかのMAWのプログラムのことはまるで知りませんでした、とのことでしたが、興味をお持ちくださったようで、旅人してもちょっと嬉しかったです。

夜の地域の方との意見交換会にはアーツカウンシルしずおかの北本さんもいらして、おやじの会のみなさんと旅人と、台湾料理興福順でひと時を過ごしました。おやじの会といえども保護者だけがメンバーなのではなく、何にもしない合宿を経験してきた若者もメンバーです。お話を聞いていると、リーダー的な役割を少しずつ若者たちに委ねつつあるようです。それぞれにいろいろと思うところはあるようですが、幅広い年代がいること、その中でも思ったことを口に出せることはすごいことだと思いました。したいからする、したいことは無理にやらない、というところがここのおやじの会の根幹なのだろうと感じました。

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