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林田真季「藤枝滞在 -The City of Tea-(2日目)」

2日目は朝から夕方まで、ホストのおふたりに藤枝中山間地域をみっちりご案内いただきました。

AM:瀬戸谷地区

雨に打たれても美しい、藤枝の大茶樹の葉
大茶樹の茶の実
大茶樹の挿し木からうまれた茶畑
(挿し木には枝の中間部分(茶色い部分)を使う、春に行う)
大茶樹を管理されている山栃園・平口好三さんの茶工場
(今年の生産シーズンは終わったため、稼働はしておらず)
茶工場の最初の工程・蒸す
収穫した葉を長時間積んでおくと赤く変色してしまうため、すぐに加工しなければならない
機械揉みを導入する前に使われていた、手揉みをするための台
(油紙が茶渋で染まっている)
歯と茎の選別機械を説明する平口さん
特別にいただいた、大茶樹の茶「長寿の香り」
(藤枝市のご高齢の方に配布するための非売品)
藤枝の大茶樹とお休み処

PM:朝比奈地区

玉露のレジェンド生産者・松島東平さんのお宅でレクチャー
(キーワードは「喜ばせたい」)
東平さんが持っているのは玉露の枝
玉露のつゆ茶
つゆ茶を飲むには蓋が必須
つゆ茶
最後はかつお節とポン酢をかけてお浸しに
東平さん手作りの、玉露の茶畑を一望できる見晴台
東平さんによるアート作品・安心安全の茶花
(紅茶の木に付けられた赤・青・黄の造花、ちょうど本物の茶花も咲いている)
農薬を使わなかった木には害虫被害
(ただし農薬は収穫の180日前までにしか使わない)
いちばん奥は放棄された茶の木
茶花は放棄された木に咲く
(栽培中の茶木に花は咲かせない)

お茶について、とても理解の深まった一日でした。

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