山田洋平「怒涛の白須賀」(1日目)
前日までに仕事をすべて終え、衆議院選挙事前投票に行き、3時間高速を飛ばして14時に高速インターを降り、1日目宿泊予定のヒュッゲ湖西へ。
ヒュッゲ湖西はオーナーの方が70歳を機に作ったキャンプ場。地域の防災訓練や子どもたちのキャンプ体験などに尽力しながら運営しているとのこと。元自衛隊の息子さんも手伝いながらやっている手作り感の満載のキャンプ場だ。
案内してもらいながら話していると、オーナーは白須賀出身。今は、おんやど白須賀の眼の前に住んでいるとのこと。
おんやど白須賀は、26日、27日、ホストである方が行っている「浜名湖、その先へ」のイベント会場になっている所。オクサマがちょうど家に帰るから連れて行ってもらえということで、オクサマの車についておんやど白須賀へ。
オクサマにおんやど白須賀を案内してもらう。昨年訪れた龍山町にも大きな凧があったが、こちらの凧は独特な形。
浜松は凧が有名だけど、ここの凧も独創的な形で面白い。
ちょうど中日新聞の記者さんに話しかけられ、MAWの取材も受けることに。
会場の方と話していると、現在展示中のアーティストである鉾井喬さんが、作品の試みとして海岸でちょうど凧揚げをしているから是非行ってみてくださいとのこと。
急いで海岸に向かうと、鉾井さんが凧揚げをしていた。波は荒いが、風はない。石川の日本海ではありえない。
海岸の前には高速道路が通っているが、あれは津波が来た際の防波堤の役割もしていそうである。
鉾井さんとは初対面だが、話しかけると本当はカメラを取り付け凧で空中撮影を行いたいということだが、風がない。
それでも微風が吹いた瞬間に凧をあげるとうまく風を捉えて飛び上がった。
喜びながら、話をしていると、彼は筑波大学のデザイン科出身とのこと。アレ、自分は筑波大学の洋画科出身である。
話してみれば、年も2つくらいしか変わらず、同じ時期に筑波大学芸術専門学群にいたらしい。
大学の友達に聞いてみると、沢山情報がでてくる。イベントは不思議な縁を生むことが多くある。
明日また会う約束をしてお開き。時間は16時。
高速を降りてから2時間での出来事である。
盛大に白須賀に迎えられた初日である。
このあともキャンプ場に戻るまで、戻ったあとにドラマが続くのではあるが、とりあえずは怒涛の白須賀の幕は開いたのだった。
今日見つけた風景
夜行列車のような電車道。
日本海側よりも気持ち粒が大きい砂浜。
謎の藁で作られた柱
オクサマの笑顔
オーナーの声
みかん
創業明治12年の銭湯
車がいっぱいだというおっちゃん
ムカデ
お腹減りすぎると手は震える
落ち葉がテントに当たる音