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橋爪亜衣子「浜松ぼんやり日記⑥ふぐとふく(6日目)」

今日は、浜松の友人りっちゃんと車移動(ありがとう!)
以前お仕事でお世話になったみささんがマイクロ・アート・ワーケーションのポスターで私の名前を見つけたと連絡くださり、彼女が今働いている湖西市の観光協会へ。うなぎつかみどりが超人気とのこと。右手に浜名湖、左手に太平洋、という景色がこの世にあることを知る。

ふぐ!(水槽に浜名湖の生き物たち)
みささんおすすめランチ「いちごや」のガーリックシュリンプ

たけ文でもうひとり友人まつしまくんを拾い、ここは行きたい!と思っていた秋野不矩美術館へ。天竜川をのぼった二俣という地区にある。秋野不矩(あきのふく)は1908年生まれの日本画家で、1962年に1年間客員教授としてインドに滞在し、その後も足繫く通ってその風景を作品にした。展示室には靴を脱いで入り、大理石の床で座って鑑賞したりもできる。建築は藤森照信によるもので、土壁のあたたかみある質感が、彼女の作品と溶け合う。(2階の市民展示室はどうしたのかというくらい市役所っぽかった。)

反対側に茶室もある

なかばゴロゴロしながら、数頭の牛がガンジス川を横切る《ガンガー(ガンジス河)》を眺める。私の前でずっと眺めているまつしまくんのTシャツ(黒)と腰に巻いたシャツ(黄土色)が画と同じ色だ。彼は相当気に入ったらしく、図録を購入。私も家に帰ってから買おうかな。

作品は写真撮れず、ウェブのギャラリーで見れます↓

二俣の地域もおしゃれな店など増えているらしい。週末の営業が主で、だいたい閉まっている。道の駅っぽいスーパーでの買い物に一同長考。旅先で道の駅に行くのが一番楽しいことではないだろうかと悟る。

森のマルシェ きころ

FABLAB TAKE SPACEまで送ってもらい、意見交換会。アーツカウンシルからもお二人いらっしゃる。旅人は自己紹介とごく簡単な振り返り。それはさておき、といったらなんだが、FABLABメンバーの発明家おじちゃんズと発明品に興味津々。朝会ったみささんも来てくださった。前職ではデザイン職だったのでFABLABにもともと興味があったそう。ここでやりたいことができたらしく、また来る約束をしてらした。明星さんのように歌えないし、タンさんのように何か作れるわけでもない私にとっては、この出会いメイキングが滞在の中でのベストアクトだろうか。
今夜も子どもたちにめちゃくちゃ遊びに誘われる。明星さんとタンさんは泊まりのときに遊んだみたい。それも楽しそう〜

意見交換会

明日は宿から直接出発なので、これでみなさんと会うのは最後。タンさんが「いい旅でした!」とお別れに投げかけてくれた。ほんとですね!

タンさん漢字バージョン


でもまたお会いするような気もします。


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