吉田町/小山城夜市/ホストまとめ

2024年10/4~10/11の間
2人の旅人に私たちの住む吉田町に滞在してもらいました。


旅人の、早渕さん関口さん滞在ご苦労様でした。
そしておふたりから素敵な時間や刺激をもらえたことと
出会えたことに感謝しています。

ありがとうございました!
そして、離れた場所にいるけどまた会いましょうね^^


私たちイベントとしても町外や県外からアーティストやクリエーターを呼び
この町を知ってもらったりこの町の魅力を語ったりと、初めての経験で多くの刺激をもらえたことにアーツカウンシルしずおかのみなさまにも感謝しております。ありがとうございます。



交流会は私たちの拠点で

合言葉は「カフェからはじまるまちづくり」


私たちは小山城にある芝生広場でイベントを開催しているのですが
そこにある行政所有の施設であるアンテナショップ&カフェを使い交流会を開きました。

アンテナショップ&カフェはトレーラーハウスでできていて
室内は事業者の商品を販売する場所とキッチンがあるよ



実行委員会の私がそのアンテナショップ&カフェを運営しているのですが
普段は町内の事業者の商品の紹介・販売を委託を受けながら
箱の中を借りてコーヒースタンドを経営しています。




止まぬ雨のなか

終始雨のなか交流会をおこなう


旅人の滞在2日目の夕方に交流会を開催しました

町内のお菓子屋・スムージー屋を呼びこの日だけのコラボをしていただき、スイーツやリキュール入りのスムージーや町内のお野菜を使ったフィンガーフードなどを片手に軽い食事をしながら開催しました。



apero(アペロ)と名付け少しイベント開催。
一般の方をこの日の特別な飲食で来店。



私たちが普段イベントをつくるときのメンバーや、互いのイベントを支え合い手伝ったりする別のイベンター。私たちの普段のお客さんなどが集まりました。



ほんとは…

雨が降らなければ、町内のコーヒー屋さんのお友達やこちらで活躍してるメディア関係の方、事前オリエンテーションで旅人から「こんな人と出会いたい!」とリクエストをもらい旅人と同じようにアーティストやクリエーターにもこの交流会に声をかけていたのですが…


「ごめん!雨がやみそうにないので今回はやめておくね💦」

という連絡がぽつぽつと


私たちのなかのコミュニティにいる素敵な人たちとの
マッチングは今回叶いませんでした



それでも


旅人とアーツカウンシルしずおかの方も初めましてをここで!
室内で雨宿り


交流会に参加してくれた旅人をはじめ、
ゆっくりとお話が出来たり濃い時間が過ごせたようです。
本当によかった。



素直な話をすると今回のマイクロアートワーケーションはアーティスト・クリエイターから具体的な成果物(noteを除く)は求められていないので、旅は出会いですから手厚くまちの魅力をこちらから押し付けて知ってもらう必要は無く、むしろ旅人が1週間の滞在で自由に動き、人と出会い、それぞれの感性で私たちのまちに触れてもうらうことが、今回の本質に近づけるものだと感じておりました。


そのそれぞれの感性をnoteに記してくれるのがこの滞在期間の楽しみでした。




やはり地元の強さを感じる

農家カフェで素敵な出会いへ


小山城夜市のメンバーは実は全員地元出身ではなく、移住者なんです。いわゆるよそ者が地域を楽しみ地域を盛り上げていると感じでいます。きっとそんな地方も多かったりするのではないでしょうか。

しかし地元には地元の人の力を借りねば!とこの農家カフェに旅人を招き、地元出身で地元でまちの車屋さんの福世さんとマッチングしてもらいました。
今回は私たちが考えるマイクロアートワーケーションから外れ、地元の人にお任せして旅人と交流しまちの「案内」をお願いしました。

マイクロアートワーケーションの説明をしすぎると、どうしてもこちら側の解釈に引っ張られてはもったいないので「まちの案内して!」と半ば強引なお願いの仕方でしたが、地元パワーを発揮してくださり旅人の「あれ見たい!」「ここ行きたい!」に瞬時に応えてくれました。

「ああそこなら同級生だから今電話してみるね!」
「そこは商工会の関係で仲いいよ!電話してみるね!」

など…


実はこの町は中学校が1つしか無く、だいたいみんな「同中(おなちゅう)」で繋がりやすいのです。同級生だったり先輩後輩。友達の兄弟の子だったり、大人になると地元で繋がるのはEASY。そんな強さを感じられるような地域の案内日でした。



観光と旅の違い

特産のうなぎを育てる養鰻池

その日から町の有名な中小企業を見学させてもらったり、シラス漁の競りや養鰻池の見学などまちのイイとこ紹介が始まりました。

1週間この小さなまちで過ごすという中で、早々に旅人に「この町から出て気になるところへ行ってもいいですか?」と質問をうけました。
私は「地縛霊では無いので好きにこの町を拠点にこの地区(静岡県)を知ってください」と答えました。

迎え入れた後感じましたが1週間の滞在は短く、地域の文化や生活に触れられた旅になるか心配していたことにも気が付きました。


しかしローカルな場所・仕事・人・コミュニティ・文化に旅人も触れることが出来たようで嬉しく感じました。


小さな村文化的な地域だからこそ、今回の様な滞在や訪問にウェルカムで迎え入れてくれる人の良さがこの地域にあることを私たちも改めて感じる事ができ良き経験になりました。


おわりに

私たちができる今回のホストは、地域の日常から文化へニュートラルに繋がっていくことを期待して気張らず旅人のお二人をお迎えしました。
正解があるとは感じませんが私たちは私たちなりの答えと発見ができ旅人ともいいコミュニケーションがとれたことを嬉しく感じます。ありがとうございました!
ホスト側がこんなにも地域のことを見つめなおせる機会になったことに感謝しこれからも小山城夜市がイベントとして地域の人の新たな表現の場や、地域の子供たちの思い出の場所をつくり続けたいと思います。


小山城夜市実行委員会 えはら

私たちがつくるまちの賑わいを添えて

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