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如何にしてオーカルチャーの沼に沈んだか

私の2023年の活動、第8回リモポケ学会の「ポケモン応用工学」と冬コミ新刊「超空想携帯獣学」のベースには、ある狂気がありました。なにがそこまで、そしてどうしてこうなったのか。

ということで(?)、自分の活動に大きな影響を与えた存在、月刊オーカルチャーとの出会い…もとい私自身のパルデアの旅の始まりを記録しておこうと思います。
※SV本編のネタバレを含む記事です


全ての始まり

校長の感動的な挨拶が終わり、さぁ自由な冒険が始まるぞ!と学校の入り口の前に切り替わった瞬間、私を最初に出迎えたのは、でした。快晴の中を晴れ晴れとした気持ちで出発すると思い込んでいた主人公は、いきなり出鼻を挫かれてしまったのです。

絶望する主人公のスクショが残ってました

せっかくの旅の始まりが…とは思いましたが、じゃあ先に学校の中を探検しておくか…と思い立ち、オープンワイルド最初の第一歩として、私は学校に行くことにしました。

人生を変える一冊との出会い

学校に戻るとまず目に飛び込むのが、大量の本棚!
ポケモン作品では、いかにも重要そうな本棚には必ず読める本(テキスト)がある、というのが熟練トレーナーの常識です。早速探してみると、やはり今作にもありました!
グルメ本やガラルの歴史に関する本(ソニアの本…!?)、そして、その中に時折混じる、いかにも怪しい雑誌に私はくぎ付けになりました。
そう、月刊オーカルチャーです。

太古のウルガモスを探せ!

月刊オーカルチャーには、名前も聞いたことのない謎の生物についての情報が書かれています。注目すべきは、当時のラストPVで突如公開されたイダイナキバの記述があること!
ここで、私はある仮説を思いつきました。

この本には「レジェンドルートのヌシポケモンの情報が載っているのかもしれない!」

学校の本棚にあるオーカルチャーは5冊、そしてマップで確認できるレジェンドルートのポイントも5か所
ただし、オーカルチャーには、先行公開されていたヌシ「ガケガニ」の情報が載っていません。このままだとヌシポケモンが6匹になってしまい、数が合いません!
しかし、一度走り出した好奇心にブレーキを掛けることなど不可能。とりあえずどこか1か所に行ってみれば何かわかるかもしれない…!
そんな私の心に最も熱い炎を灯したのが、月刊オーカルチャー8月号でした。

せっかくのオープンワールド、どこから回ってもいいのなら、チヲハウハネから回ったっていいじゃないか!
こうして、私の旅の目標は、チヲハウハネを探すことに決まりました。
(途中で悟り、絶望しましたが)

旅の始まりと終わり

実際の旅のルートがこちら。

左端に輝く「01」が私のルートの自慢

前述のとおり、レジェンドルートから回ることにした私は、なによりもまずチヲハウハネに近づけそうなところを探しました。
比較的近いのは、岩壁のヌシと大空のヌシ。
事前情報で判明していたガケガニが岩壁のヌシであろうと予想し、一番最初に大空のヌシに向かうことにしました。

それに、情報源はいかにも怪しい雑誌です。もしかしたら情報とは真逆で空を飛ぶ可能性もありますし、なにより名前に「ハネ」が入っていますから、大空とも関係があるかもしれません。
育成もそこそこに、道中のあらゆるものを無視して目的地まで駆け抜けました。そこで出会ったのが…


誰だお前!!

本当に誰!?

死に物狂いで岩を避け、ついに名前が判明した時、私の旅は早速終わりを迎えたのでした。
「オトシドリ…オーカルチャーに載ってない!!」

Lv20のドオーで挑む怖いもの知らず


でかいポケモンに魅せられて

ヌシポケモン

また出鼻を挫かれてしまった私の旅ですが、結果としてヌシポケモンに魅せられる旅となりました。
崖からとびかかってくる巨体のガケガニ、異様な存在感で近づくことを躊躇ったミミズズ、そして、広大な大地を駆けるイダイナキバ

イダイナキバは、発売直前のムービーで公開された時に一目惚れした存在でしたが、実際にフィールドで出会った時の感動は今でも忘れられません。
でかい存在が、でかいフィールドを縦横無尽に駆け回る姿は、これまで想像してきたポケモンの世界そのものでした。

様々なでかいポケモン

でかいポケモンといえば、レジェンズアルセウスで登場したオヤブン
野生遭遇時の圧倒的な存在感…!捕獲後も鳴き声がオヤブン専用ボイスだったのがとても良かったですね…。

そして、2022年の12月、ポケモンGOにも大きさの概念が実装されました!元々個体差の数値はありましたが、特に大きい(小さい)個体がXXL、XXSサイズとなり、グラフィックでも大きさの差が出るようになったのです。
(バケッチャだけは、元々特別な仕様で大きさによる違いがありました)

これらの要素の積み重ねにより、私はでかいポケモンが好きなかいじゅうマニアになってしまたのです・・・・。

かいじゅうの楽園、エリアゼロ

かいじゅうマニアと化した私にとって、エリアゼロはまさに楽園でした。
でかいポケモンがでかいフィールドを練り歩く様は、幼い頃に見た映画ジュラシックパークのようでした。
スカーレットを選んでよかった!!と、何度も思いました。
シナリオクリア後は、でかでかパワーを付けて無心でエリアゼロを徘徊しました。私のパルデアでの旅は、終始でかいポケモンに会いに行く旅となりました。

私が見つけた「宝物」

最後に、私がパルデアで見つけた宝物について紹介します。
それはもちろん、チヲハウハネです。
前述の通り、私の旅は、最初からチヲハウハネを探す旅でした。その過程で、自分の内に眠っていた「でかくて怪獣みたいな生き物が好き」という本質を再確認することができ、本当に運命のような出会いだったと思います。

チヲハウハネの魅力について語り出すと大変なことになるので、また別の記事で纏めたいと思います。(8月頃からパラドックスポケモンのメディア展開が一気に加速したため、「2023年下半期チヲハウハネ供給まとめ」を書くことになりそうです)

最後に

オーカルチャーとの出会いを書くための記事でしたが、でかいポケモンに心を奪われていく過程を記録した記事となりました。
さて、パルデアの旅の期間にはタローマン帰ってくれタローマン太陽仮面サンタワー雨が降ってたら体に水がいっぱい溜まりそうなポケモンまとめなど、様々な狂気に触れました。自分もなにかを表現したい!となって生まれたのが、「ポケモン応用工学」と「超空想携帯獣学」です。そして、これらの根源こそが、月刊オーカルチャーとの出会いでした。もし、最初に学校の書籍を漁ることなく冒険を始めていたら、オーカルチャーとの出会いの衝撃はそこまで大きくなかったかもしれません。存在にすら気づかず、ツイッターで流れてきた情報で知ったかもしれません。
あの時、あのタイミングで、自分で出会ったからこそ、こうなり、今があると思っています。
この、自分でも形容しがたかったこの感情を、どうにかして文章として残したかったというのが、この記事の一番の目的です。


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