『バフウの殻で花炭を作る』
梅雨の時期に入ったけど、今日は雨は降らないらしい。晴れているので外に出てなにかしてみたいと思う。
以前、公園で拾い集めたモミジバフウの殻を使って花炭を作ることにした。素材にするのは、よく乾燥しているものが理想。
花炭作りに必要な道具を準備する。火おこしの道具、素材を入れる容器、穴を開ける道具、焚きつけや燃料など。庭や物置から使えそうな物を集める。
眠っていたユニフレーム(UNIFLAME) ネイチャーストーブを使うことにした。火おこしや後片付けが楽だからだ。
バフウの殻を入れる容器には100円ショップの灰皿の缶を使う。缶のサイズは直径約11㎝、高さ約7㎝。少しだけ作るなら、これくらいの大きさで十分だろう。蓋の真ん中に釘を打ってガスを抜く穴を開ける。
ネイチャーストーブを組み立てる。しばらく放置していたので、組み立てに少し戸惑う。
間に合わせの物で準備完了。火傷しないために皮のグローブを着用する。
枯れ葉や小枝をネイチャーストーブに入れて五徳をセットする。
五徳の上に缶をセットする。正面の丸い穴(着火孔)から火をつける。
着火すると、すぐに勢いよく燃え始める。エントツ効果により燃焼速度が上昇するらしい。小枝を追加しながら10分ほどで、穴からガスが噴出し始める。缶の中でバフウの殻が炭化し始めている。この瞬間を眺めているのが、一番好きかもしれない。
ガスの噴出が止まるとストーブから離し、冷めるまで待つ。
モミジバフウの殻で作った花炭。炭化したことにより殻が収縮して小さくなっている。細かな棘の部分も、きれいに炭になっている。
炭の香ばしい匂いがする。しかし、なんか雲丹っぽい。