大友啓史監督の描く時代
突然ですが、こちらの大友啓史監督のインタビュー記事
以前質問が募集されていたのでノリノリで監督への質問を送ったところ
なんと、
「大友監督作で初めて没頭したのは大河ドラマの『龍馬伝』でしたが、監督の思う幕末という時代が持つ魅力はどんな点ですか?」
というわたしの質問が採用されていたwpdぇjn…!!!
質問に書いた通り、わたしがはっきりとした意志で「好き!」と感じて観ていた監督の作品は「龍馬伝」がスタートです。
「ちゅらさん」も朝ドラの中ではトップ3に入るくらい好きだけどね…!(大友啓史監督は、当時演出で携わっていらっしゃったよう。)
大友啓史監督の、幕末…というか、時代の解釈の仕方がたぶんわたしは大好きなんだろうなあ。
激動の時代に、その中で生きていた人たちが、リアルに何を考えていたか。何を見ていて、さまざまな出来事をどんなふうに捉えていたのか。
一辺倒な答えではないことは当然で、そこを思想であったり、人との出会い、別れの中で流れる想いであったり
ちゃんとひとりひとりの生きている気持ちを描こうとしてくれるから。
時代は現在とは違うし、特別だったかもしれないけれど
人が動かされるもの、想いあったりすれ違ったり、そういう営みは変わらないから、その時代が身近に感じる。今との繋がりを感じられる。
フィクション…物語なのに、不思議だよな~。
龍馬伝からは、監督の旅にお伴させてもらっているような感覚でいるんだよね。
監督と佐藤健、そしてるろうに剣心という漫画が奇跡的なタイミングでめぐりあったことで(いやほんとうに奇跡)
るろうに剣心という物語を通して、大友監督の描く「幕末に生きた男たち」の姿を見せてもらうことができたと思っている。
漫画、るろうに剣心としては、もう一つの別の物語を。
るろ剣で描かれている幕末が少しでも響いた人は、
まだ見てないなら絶対に龍馬伝は見てくれよな…!!