
Photo by
isshi_projects
結局モノトーンが1番落ち着く
今この瞬間、ぱっと視界に入る色。
まっさらに白いnoteの紙と、キーボードがカタカタ綴る文字の黒。Apple純正よくあるイヤホン。白い大理石柄のスマホケースに、黒い花々がプリントされたクリアボトル。
わたしの周りは家具も小物も、ほとんどのものが白と黒とで構成される。ロックに惚れ込み、ライダースとスキニーパンツがかっこ良いなと思い始めた高校2年。そのあたりから、何でもかんでもモノトーンで揃えるようになっていた。
結局モノトーンを着ているときが1番落ち着く。
白いTシャツ、黒いスキニー、丈の短いライダースはやっぱり最強。世界一ライダースの似合う女でいたかった。
GUのゆるいトップス、どこのブランドかも分からない安いガウチョを履いていたって、それが白と黒であるなら「ヨウジヤマモト?」と聞かれた。
※ ヨウジヤマモト:何かすごいメンズブランド。GUなら980円で買えそうなTシャツがいちまんななせんえんで売っている。ひとり暮らしの大学生が買う服じゃない。
ここ最近は自分のパーソナルカラーに迷ってベージュやカーキなどの異なる色を試していたが、血迷った結果、わたしは再びモノトーンに落ち着いている。
間違いなく白Tシャツを着ているときが、見た目も心も最強なのだ。他の何より自信を持って外を歩けるスタイルだ。
おしゃれとはやはり自分のため。自分が着ていて気持ち良い、自分が幸せにさえなれたらそれで良い。自分勝手なチョイスが唯一許される域、それがファッションだと思う。
楽しい楽しい、夏服探しの旅にようやく行けそうです。