あったらいいな本ができるまで#5
こんにちは、micophy(みこ)です。ハッピーハロウィン!
10月もあっという間でした…
これまで今年は少しハイペースで進みすぎていて、一部体調不良が見られたので、創作もご依頼もひとつきお休みしていました。また来月から頑張ります~~
では本題に入ります。今回もイラスト集「あったらいいな本」のコンセプトのお話です。
そもそもあったらいいな本ってなんの事?という方はこちらの記事をご覧ください。9月のコミティアにて私が出した新刊イラスト集のことです。
※これから書く以下の記事は、FANCY COLLECTIONをご購入頂いた方向けの内容です。そうでない方にはやや理解しがたい内容かもしれません。
ある意味ネタバレになる部分もありますのでその点はご容赦ください。
前回の記事はこちらです。
https://note.com/micophylite/n/n457c33a11b9b
順番はページ構成に合わせているだけで、順序立てて読まないと前後関係が…ってことはほとんどないと思います。
5回目:Nightlight shadow
こちらがメインビジュアルになります。
これだとよくわかりませんが、街のビルの夜景が本物のビルに交じって一部がアイシャドウパレットになっている、つまり架空のアイシャドウをイメージしたイラストになっています。
街の灯りといっても、微妙に色味に違いがあり、それが羅列している様がアイシャドウパレットのようだなぁと前々から思っていたのを形にしました。
また凝っている化粧品の広告も大好きなので、本誌ではそれっぽい紙面に仕上げています。
部屋=唯一無二の世界
私は街の夜景を見るのが大好きです。街の夜景の写真はいくら見ても飽きません。
「街」というのもポイントで、例えばマンションやアパートなどといった集合住宅の窓の明かりが好きです。家で使っている蛍光灯によって、黄色っぽいものから白っぽいものまで、明かりの色味が違うんですよね。誰かが意図して作ったわけではない窓の明かりの色違いの無造作モザイク、それがなんとも美しく感じます。
さらに深く突っ込んでいくと、「部屋=唯一無二の世界」と考えています。自分の生活に必要なものを置く。好きなものを置く。それって自分の世界ではないでしょうか。どんなに似たような環境、境遇、趣味の人でも、ひとつして同じ部屋は存在しません。
実際の夜景やその写真を通して、家によって異なる光の先にどんな人が住んでいて、どんなものが置いてあるんだろう?どういう生活をしているんだろう?と考えると、世界の広さを感じ、尊ささえも感じるんです。
そういった理由で、私は自分自身のインテリアにこだわるのはもちろん、人のお部屋を見るのもすごく好きです。モデルルームのような生活感が感じられない部屋よりも、整ってるんだけれど生活感がある…といったような部屋が好きですね…
来年2月のコミティア申し込みました
11/21のコミティアは残念ながら所用につきサークル・一般共に見送る予定なのですが、その次の東京コミティア(2月)には申し込みました。受かるといいな!
今から取り掛かって余裕をもってまた新刊を作りたいなと思っています。
上記で書いた通りなインテリアが好きなので、今回になるかはわかりませんが女の子×インテリアのイラスト本も出したいな、と考えています。(女の子だけでなく家具も考えなくちゃいけないので制作時間がすごいことになりそう)
というわけであったらいいな本#5でした。次の#6でおしまいです。
#6の前に11/13・14のデザフェスについての記事をはさむかもしれません。
今回もここまでお付き合い頂きありがとうございました。
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