バラーアさんの挑戦
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バラーアさんの決意と挑戦
前回の記事で、バラーアさんが侵攻前は得意の刺繍を仕事にしていたことをご紹介しました。そして、好きなものをいっぱい詰め込んだ小さな手芸店をオープンした矢先、それがイスラエル軍の空爆によって灰色の瓦礫の山にされたことも。
あの記事を書いてから早くも3ヶ月が経ち、その間バラーアさんも他の多くのガザの人々と同じようにイスラエル軍によって避難を強いられました。避難といっても安全な場所などどこにもないことは、連日繰り返される避難民が身を寄せ合う学校やテントへの爆撃が明確に示しています。
偵察/爆撃用のドローンが24時間鳴り響く中、
ハムザくんの寝かしつけをするバラーアさん
大好きなお母さんとおじいちゃんと
手を繋ぐハムザくん
ジェノサイド下でもガザの人びとの営みは続いている
そんな中、バラーアさんがまたご自身の刺繍のスキルを使って、寄付だけに頼らずに生き抜いていけるように何かしたい、例えばオンラインショップを立ち上げて作品を販売するなどしてみたい、そのためにノートパソコンを購入したいと思っていることがわかりました。
イスラエル軍が検問所を封鎖し、世界中から集まる食糧や救援物資がガザ内へ入ることをブロックしているため、ガザでは今何を買うにも法外な金額がかかります。また、日に日に寒さも増し、寄付金はまず防寒のためのテントの補強費や生きるための食費などに充てられるため、なかなかノートパソコンまでは手が回りません。
そこでバラーアさんは、まず刺繍のチュートリアル動画を作ることにしました。第1回の題材に彼女が選んだのは「アラビア語でPalestine〜パレスチナ〜」の文字。まずは、動画をご覧ください。
How to embroider "Palestine"
by Bara'a🌹
いかがでしたか?
私がこのビデオを見てまず思ったことは「バラーアさん、左利きなんだな」ということでした。それから、平面の文字が立体になるだけでこんなに可愛いんだということ、そして何よりも、こんなに素敵な刺繍をして、頑張ってビデオを編集(BGM付き!)した彼女の懸命さに胸が熱くなりました。
実はこのビデオを送ってきてくれた前日に、「もうダメ、、長いビデオは撮れないかもしれない😭 手が汗ばんで針が上手く運べないの!」と連絡がありました。でも翌日、この素晴らしいビデオが送られてきたのです。
みなさまにお願いです。
ジェノサイドにさらされ、停戦の兆しも見えず、検問所の封鎖によりガザからの避難はおろかガザへの物資の流入すら阻まれている中、バラーアさんは自分の職能を生かして寄付だけに頼らず生き抜きたいと考えています。
この動画を見てバラーアさんの刺繍に心を動かされた方、ご自分でも刺繍をしてみたくなった方、バラーアさんの決意を応援したい方、私も左利き!という方、かわいい2歳の息子・ハムザくんの子育てを前向きに頑張るバラーアさんにエールを送りたい方、その他どんな理由でも、下記のいずれかの方法でご支援いただけたら嬉しいです。
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