細いっていいことばかりではない

「スタイル良くていいよね」

「太ってなくていいよね」

「何も気にせず食べれていいよね」

これらの言葉ってダイエットを頑張って理想の体型を得られた人にとっては褒め言葉になるのだろう。

でも、私にとってはこれらの言葉はただの凶器でしかない。ストレスでしかない。

好きで痩せているわけではない。痩せているとズボンやスカートのサイズもあまりないから洋服屋でも全てが消極的になってしまう。サイズがないから可愛くても着れないやということがしばしば。

私は最初にもあげたように「痩せてて羨ましい」とか言われるだけですぐにストレスになって精神的にきてしまう。小さい頃はポッキーや骨というあだ名がつけられたほどだ。体型と性格が邪魔をしていじめを受けたこともあった。

だから痩せていること=私にとってはコンプレックスでしかない

生まれつき体が細く、ご飯をきちんと食べても体重が増えることはあまりない。BMIの数値は痩せすぎの域。

体型だけ見た人は

「ご飯食べてないでしょ?」

とばかりいってくるが実際に一緒にご飯を食べたりしていると人並みの量はちゃんと食べているからこれまた驚かれる。

父が神経質ということもあり私も遺伝だろうと最近割り切るようになったが、2年前に人間関係に悩みまくって体調を大きく崩した。

でも体重は増えるどころか減りもせずそのままだった。

(体調を大きく崩した話はまた今度にするとして)

体調を崩したせいもあって気分転換にと両親に勧められてジムに入会した。

そして少しだけパーソナルトレーニングもつけることにした。

その際の体重測定の時に

「痩せすぎだ。痩せているのは食べていない証拠だ。食べれば太る。」

そういうことを言われた。

最初は「まあ。そうか」と思って食を増やしたし食事内容を見せろとも言われていたため、頑張ろうと思ったがこれが月日が経つにつれて逆効果で食べなきゃいけないという強迫観念に駆られて食事が楽しくなくなった。美味しいものを食べるのは好きだったのに。むしろ少し体重が減っていた。

それからもパーソナルトレーニングでの毎回の体重測定の時に体重は中な増えずむしろ減っているため「痩せすぎ、食べてない」と毎回のように言われて段々と嫌になった。セッション前の血圧も緊張からか高めに出るようになってしまい、更衣室ではまた体重を測って痩せすぎと言われるのがいやで動悸までしていた。だからパーソナルトレーニングが明らかにストレスだと思うようになった。だから半年くらい続けたけどもうやめようと思った。人間関係に悩みを持っていたからこそなのか自分の口から辞めたいと言い出せなかったが、そんな時にコロナが流行し初めてジムが休業と共にやめることができた。 


きっと私以外にも痩せたいより太りたいって思うひとがいると思う。

ダイエットは食事制限をしたり運動をしたりして努力をすればうまくいくものだと思う。(そうでなかったらごめんなさい。)ただ太る(デブエットともいうらしい)がとてもじゃないけど辛いということを知ってほしい。


今の世の中とても生きづらいとおもう。良かれと思っていったことが聞き手にとっては悪い意味で捉えられ、それこそモラハラやパワハラになったりしてしまう。

ただ、今は情報社会だ。少しでもいろんなことを知って欲しくて少数派の意見も聞いてもらいたくて今回はnoteに書いた。思っていることを書きたくて文も構成もめちゃめちゃだが、こういう人もいるんだなということをちょっとでも知ってもらえたら幸いだ。

最近、私と仲良くしてくれている友達は幸いなことに体型のことなど理解してくれる人が多くて助かっている。

そういう方がたくさん増えてくれると嬉しいな。

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