星に憧れた日
▼夏だ!星だ!と浮かび、絵を描きました
◆星に憧れた日
昔、仕事で疲れていた時がありました。その時は無性に大自然や田園風景の写真を集めていました。JRの旅行用の販促ポスターとか大好物でした。そして自分もこんな世界に行ってみよう!と行動したんです。
「満天の星空の下でコーヒーが飲みたい!」という目標を掲げ、星好き人間が集まる会に参加しました。
顔合わせの飲み会は、知らない人ばかりで緊張したけれど、満天の星空のために耐えました。星好きの集まりなだけあって、みなさん星にお詳しい。なんとか流星群とか、なんとか天文台とか。
太陽と月しか知らないとマズい。。。
会話についていけるように、「星検」という試験の教科書を買い、星の勉強をすることにしました。
しかし、星検の教科書を開いてみると、「ああ昔に理科で習ったな・・・」という。南半球とか、星の位置とか、、。私、嫌いだったなぁと。全然、楽しくない。
その上、1回目の星ツアーの募集を見ると、観測時間が夜なんですよね。。星が出る夜までに現地へ行って鑑賞するのです。ということは、真夜中に活動し、帰りは始発で東京に戻ってくる。または、一晩オールして帰ってくる。
星★は夜しか見えないんだから、そりゃそうだよね!っていう。
当時、自律神経が弱っていた私にとって、「真夜中」「始発」「朝まで起きる」は、死を意味しました。(寝不足や不規則だと、翌日に片頭痛で吐いてしまう)
諦めよう。私はアッサリと別の道を探すことにしました。
星に夢を抱いた頃の輝けなかった思い出です。
ー完ー