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【日記】愛知岐阜書店めぐりなど(1日目)

先日、愛知に行く予定があったので、その前後に行ってみたかった本屋さんに行ってみようと計画を立てました。
その後、その予定自体は別の日で…ということになったのですが、せっかくなので丸一日本屋さんのために遊びに行ってみよう、あと、翌日にも行きたいイベントがあったので、せっかくなので泊まってみたかった宿にも泊まってみようということで実行しました。
これがむちゃくちゃ楽しかったので、noteに思い出を残しておこうと思います。(読書日記はまた後日に…!)


前説:少しだけ、私の居住地遍歴について

御書印店めぐりをし始めて、今の住まいの近くよりも比較的関東、愛知の書店に行くことが多かったので(住まいの近くは今年に入ってからよく行くようになりました)本屋さんとの会話でけっこう訊かれる「どちらから来られたんですか?」の質問に、正直に(?)「関西です」と答えると、ほぼ「遠くから来られたんですね!」と驚かれるのですが、個人的にはかつての生活圏内なのであんまり遠いという気もしていなくて、わざわざ来ました!という感覚も全くなく、逆に「いえいえお気遣いなく…近所なんで来ましたくらいの感覚です」と思っています。なので、そのたびに「昔この辺住んでたんで…」の話をしてしまいます。
子供の頃は親の転勤で各地転々としており故郷というものがなく、高校生になってようやく母親の地元の愛知県に腰を据え…たかと思うと、これは田舎者あるあるですが、10年くらい生活したあと、関東の生活に憧れ転居(ただし、一度子供の頃に住んでいた土地を選んだあたり、ビビりです)関東で15年くらい暮らしたあと、仕事の都合で関西に転居しました(これまた、子供の頃に住んだことのあるエリアで家を探しました。ビビりなので…)
各地転々としていたので故郷だったり幼馴染なんかには無縁ですが、それでも子供のころから毎年夏冬休みに祖父母の家に遊びにいったりしていて思い出も深く、なんとなく、中部地方が心の故郷かなあ、という気がしています。

①HUT BOOKSTOREさん

岐阜1店舗目。
営業が金曜日~月曜日ということなので、行ってきました。
美濃太田、遠いかな…と思ってましたが、乗換駅の多治見は行ったことのある駅なのであまり遠い気もせず(鈍る距離感)車窓の眺めものんびりしていてよかったのですが、高山線は1時間に2本程度なので、ゆっくり旅です。
駅からまっすぐまっすぐ南に歩いて、旧中山道沿いにあります。
地図を見ていたときには「こんなところに本屋さんが?」と思いましたが、本屋さん、ありました!
絵本からZINEまで色々ありましたが、今回は古本棚にほしい本がいくつか見つけたので、そちらを購入(古本といえど状態がめちゃくちゃよかったです。前の持ち主の方も大切に読まれていたんだなあ…)
御書印もいただき、御書印のひとことの由来も教えていただきました。木曽川と太田の歴史にそんなことがあったとは、勉強になります。

その後、HUT BOOKSTOREさんにショップカードが置いてあった「コクウ珈琲」さんでひとやすみしました。

②カクカクブックスさん

岐阜2店舗目。
こちらもTwitterでずっと気になってた本屋さんです。
この本は絶対にこちらで買おうと思っていた本があって、それがこの本です。

5月にふかわさんによるトーク&サイン会があり、その時の記事を読んで、あったかいお店だな~、あと、お客さんもあったかいな~、こういうお客さんの集まるお店ということは、居心地のいいお店なんだろうな、と気になっていました。
選書はビックリするほど自分好みで、気づけば予定よりたくさん購入していました!本屋さん、おそるべし!!まだまだほしい本はありましたが、また行こうと思います。
こちらの本屋さん、すごいのが、本に透明ブックカバーをかけた状態で売っていらっしゃる(ビニールカバーのかかった本は、見本に透明ブックカバーがかかってました)私も本に透明ブックカバーかける人間なのですが、1冊ずつこれをされるのけっこう大変かと思うのですが、本を大切にされているのだなあと感じました。あと、びっしりふせんを貼っていらっしゃる本がある!私も本にふせん貼りつつ読んだりもしますが、ふせん付きの本を見せるのって心をのぞき見されているような気持ちになってしまい、よほど仲の良い人にしかできないのですが、これ、オープンにしちゃって大丈夫です!?とドキドキしつつ、ふせん本の下の在庫のほうから本を購入しましたが、いつか、1冊もののふせん付きの本を購入してみたい気持ちもあります(売り物ということでよいのかしら?見本だったのかな?)店主さまはこの本のどんなところに心が動いたのだろう。
こちらでも御書印をいただき(スタンプがかわいい!)、読書部屋で看板猫のちゃちゃさんに遊んでもらいました。自分の家以外の猫に触れるとき、他人の赤ちゃんに触るときくらい緊張します。7か月…かわいい…ちいさい…尊い…!
「本読む会」も気になっているので、スケジュールが合えば参加してみたいです!(終電チェック済み)

③心音Booksさん

愛知1店舗目。
こちらは新しく御書印参加します、のツイートで知りました。
保護犬や保護猫活動を応援されている本屋さんで、こちらも行かねば!と思っていました。
地下鉄東山線はめちゃくちゃお世話になってた路線なので、本山駅…よし行ける、ということで行ってきました。
駅から近いです。(ちなみに、本山駅にはもう1店、御書印参加店のTSUTAYA BOOK STORE本山店があります) 

一箱本棚がすごくて、いろんな箱主さんのいろんな本や作品、お菓子なんかも。本は販売と貸出があり、私設図書館も兼ねているんですね。気になる本はほぼ貸出用だったので(昔のように通勤路線だったら利用してました…!)一箱本棚から雑貨やお菓子と、ポストカードを購入。
それぞれの棚主さんの料金箱にお代を入れる形式なので、こちらの本屋さんに伺う際には小銭をたくさん持っていかれることをオススメします。
心音Booksさん扱いのご本はPayPayが使えたかと思いますが、御書印は現金とのことでした。もちろん御書印もいただいてきました。
お店でのワークショップの企画のお話もきけて、また行きたい本屋さんです。

④ちくさ正文館書店さん

愛知2店店目。
以前、正文館書店本店さんで『全国 旅をしてでも行きたい街の本屋さん』という本を購入しました。全国本屋さんガイドブックです。
今回せっかく愛知に行くので、ここに掲載されている本屋さんにも行ってみよう、とページをめくると、「ちくさ正文館書店」さんのことが掲載されていました。あっ、Twitterで閉店のお知らせを見た本屋さんだ…(しかもみなさん閉店を惜しんでいらした)7月末で閉店されるとのこと、これは行こう、ということで行ってきました。
外観から想像する以上に店内が広く(店舗の奥に倉庫があるのかなと思っていたら、全部書店のフロアだったので驚きです)図書館のようにいろいろなジャンルの本が幅広く置いてあって、本に書いてあった通りだ…!となっていました。
店舗では、店長さんが忙しく本を並べておられて、「ああ、本の方だ…」と思いながらも小心者なのでお声かけできる度胸はなく。ただ、ラインナップは普通の街の本屋さんだとこれは置いていないだろうな~という本もあって、本当にいいものを置く本屋さんなんだな、と感じました。

今回はこちらの本を購入しました

今回は『名古屋カフェ散歩』という文庫本を買ったのですが、これ、ぺらりとめくった中表紙、さっき心音Booksさんに行ったときに同じフロアにあったカフェだ…!!(星屑珈琲さん)と驚きです。次回、心音Booksさんに行ったらこちらにも寄りたいです。

⑤カフェ・シャトンルージュさんで『夜廻り猫の雑貨店』原画展

最初、予定をしていなかったのですが、日程が合ったので急遽伺うことにしました。原画、本より色が鮮やかで、表紙の原画は本以上に心が躍ります。
上の画像にもある、コラボメニューも絵本に出てくるお料理を想像しながらいくつかいただきました。こういうのも楽しいですね。

さて、こんな感じで1日目が終わります。
続きは、2日目にて!


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