子どもと目線を合わせる大切さ
表題にもある通り、これは保育士として働き始めて、むしろ教育実習の時に現場で働く保育士の方より教えていただいたことです。保育士として働いているときはもちろん、転職した今も大切にしていることのひとつ。
子どもに呼ばれること、「みて!」と言われること、親だったら一日に何回、何十回とあるかと思います。そのひとつひとつの内容は大人にとってはそれほど大きなことでないかもしれません。(ブロックでこれを作ったとか、ごはんを全部食べたとか…)でも、子ども達はちょっとしたことでも大好きなお家の方に知らせたい、自分が感じた楽しさやおもしろさを共感してほしい気持ちで呼んでくるのです。
なので、急いで夕飯を作っている時でもしゃがんで目線を合わせて対等に子どもと話をすることを心掛けています。が、そうもいかない時もたくさんあるのでそういう時はキッチンからひょこっと顔を出して、目だけはしっかり合わせつつ子どもと話すようにしています。
子どもとの信頼関係っていつできる?
結論から言いますと日々の積み重ねが信頼関係を作ります。
目を合わせて話すことを繰り返すことで子どもは「自分の話をしっかりと聞いてくれる人」と認識し、心に満足感が生まれます。これは言葉をまだ獲得していない赤ちゃんでも、目線を合わせて話しかけてもらえることで満足感を得て信頼関係の構築へとつながっていきます。
信頼関係はできて終わるものではなく深めていくもの。一日にしてならずとはこのことだなぁとつくづく思います。毎日ちょっとだけでも、声をかけずに目を合わせて笑って頷くだけでもいいのです。毎日朝から夜まで見張るのではなく見守ること。言葉が無くてもお家の方が見てくれていることは、お子さんもしっかり感じ取ってくれます。
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