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GONGを聞けば、帰りたくなる場所とは

SixTONESが13枚目のシングル「GONG/ここに帰ってきて」をリリースした。
この2曲は、彼らにとっての”違うベクトルでの王道”な気がする。これらが王道たる所以を、考えてみる。

1. GONG

表題曲一曲目は、ドラマ「ACMA:GAME アクマゲーム」挿入歌。
出演していた樹さんのクールな演技も光っていた。そして、バチバチなシーンになると掛かるのがこの曲。まるで、試合前のゴングかのように。
イントロから歪んだギターが唸り、もうヘドバン必須のロックチューン。
ゴリゴリオラオラ、いわばいつものSixTONES
(太字を覚えた)
これ、フェスで聴きたかったっす…

2. ここに帰ってきて

大我さんが初の主演を務める、映画「言えない秘密」主題歌。
MVからもわかるように、ピアノとストリングスなど、生演奏ならではの温かみがボーカルやサウンドから伝わってくる。
案外今までこういう曲をやったことはなく、まさに待っていたという感じのテイストだ。
でも馴染みはなくとも、メインボーカルを筆頭とする彼らの歌唱力によってSixTONESのバラードに昇華されている。そう、安心安全なのだ。
ちなみに私のお気に入りのパートは、ラスサビの「どれだけの愛を~」から大我さんのソロに入るところ。バラードならではの、終盤の盛り上がり。何とも言えないこの好きさ、何だろう。

余談極まりないが、↑このサムネイルのジェシーくんと慎太郎くんの靴の色がめっちゃ好み。かわいい。

3. Are you mine?

SixTONESお得意ジャンル、切ないヒップホップ。
こういう系集めたアルバムできるんじゃないかなってくらい、彼らの定番。今回も、歌詞のメロディーへの乗り方が気持ちいい。特に「ねぇまだ間に合うかな」の半音が心地よくて…。
ただ一つ。お洒落な歌なのに、突然のこのフレーズ。
「朝の四時じゃまだ君もでんわ」
なんと珍しい!

4. SPICY

ワイルドでセクシーな、オールドスクールロックンロール。だそう。
あまり見なかったような歌詞もおもしろい。「魅惑的 Recipe」とか「たった一口~試してみたくない?」とか。ちょっと「PARTY PEOPLE」も感じるかも。
しかもこれがメルセデスベンツのCMソングになってるっていうね。
初の車のCMソングが国産じゃなくて外車、しかもベンツ。納得。

5. 音色 -Memorial Orchestra Rearrange-

わたくし、かねてより(?)「NEW ERA」の和楽器アレンジ版が好きなのだが、もしかするとその暫定1位の座を狙うヤツが来てしまったかもしれない。
SixTONESのデビュー5年目、結成10年目を祝うべく豪華なオーケストラアレンジになった前シングル「音色」。フルオーケストラではないものの、音の厚みが原曲よりやはり半端ないことになっている。
これは作ってくれたソニーさんに感謝です!

気づけばリリースから早2週間以上過ぎている。
最近、たくさん追いかけているアーティストさんが増えたのでもう忙しく…という嬉しい悲鳴を上げながら、やっぱり楽しみにしてしまうのはSixTONESの新譜。

ほかのアーティストさんに行くたびに彼らからゴングを鳴らされているので笑、何だか大変な環境にはなってきているが…音楽だけを信じて、「帰る場所」はここ——SixTONESのオンガク——にあると信じて、周年を盛り上げていきたい。

ここまでお読みいただきありがとうございました。
mico

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