カフェ紹介❶(花泥棒という名のカフェ:ヴォルール・ドゥ・フルール 原宿店 )
注:見出しのカフェ画像は、本文で紹介するカフェの写真ではありません。
このヴォルール・ドゥ・フルール 原宿店は、最近は行けてませんが、もっともよく行ったお気に入りのカフェの一つです。
1.原宿の喧騒から逃れた大人のカフェ発見(既に閉店した竹下通り店?)
ヴォルール・ドゥ・フルール 原宿店は、1979年創業なので、今年が42年目のようです。
実は、学生時代、「ヴォルール・ドゥ・フルール 竹下通り店?」によく行きました。原宿竹下通りの中程の細い道に入り、坂を上った辺りのマンションの1室にあったと記憶しています。
当時から、原宿の竹下通りは、女子高校生を中心に凄い人気で、人が通りに溢れていましたから、この「ヴォルール・ドゥ・フルール 竹下通り店?」の静けさは、別世界でした。
もともとはその竹下通り店?をよく利用していました。残念ながら、もう大分前に閉店してしまいました。
2.ヴォルール・ドゥ・フルール 原宿店発見
表参道は、大学に通う時に地下鉄で乗り換えていたので、よく下車して散策していた街です。友人ともよく出かけました。
竹下通りの人ごみをなんとか回避したくて発見した通りが、当時、名称がなかった「ブラームスの小道」と「モーツアルト通り」です。その頃は「ブラームスの像」もなかったような気がします。
この道の発見で、ラ・フォーレ原宿から原宿駅に抜ける時間を相当短縮できました。そして、ヴォルール・ドゥ・フルール 原宿店を発見しました。
3.コーヒー1杯180円の時代に1,000円近いコーヒー
ドトールの180円立ち飲みコーヒーが流行っていた時代、1杯1,000円近いコーヒーを出すカフェには、驚いていました。しかしながら、表参道・原宿という街の隠れ家というシチュエーション、コーヒーの味・香り、使用しているカップ、カフェの雰囲気、喧噪の中の静けさ、どれをとても満足感を味わえるものでした。
4.静寂を保っている理由
実は、竹下通り店、原宿店で、店員に何度も注意されたことがあります。それは、カフェで友人と話し込むと、ついつい、笑い声を発し大声になっています。すると店員がすかさず、「他のお客様にご迷惑ですから、もう少しお静かに願います」とやってくるのです。
静けさを求めて、このカフェにやってくるのに大声を出してしまう我々が悪いのですが、これまで、そんなカフェを見たことがなかったので、びっくりでした。今でも、きっと、当時と同じなんでしょうね?
5.静寂を保っている理由(その2):衝撃的な現場に遭遇
これもかなり昔の話ですが、原宿店の前を通った時、バイクが外でエンジンを掛けるために、大きな音を鳴らしていました。すると中から店員が出てきて、「すみません、お客様に迷惑ですから、ここで音を出さないようにお願いします。」とバイクの若者に声を掛けていました。
店内は、もちろんのこと、静寂を求めてやってくるお客様が、ゆっくりカフェを楽しめる店員の心配りは驚くべきものがありました。
6.クチコミ紹介
クチコミをいくつかピックアップしてみました。静寂を求めているお客さんがいっぱいいるんですね。
「写真を撮る雰囲気ではないです。撮らないでほしい。足を運んでいただきたい。」
「どうか発見されませんように、どうかこの静寂が破られませんように、という気持ちになってしまう」
「長い年月が過ぎても、居心地の良い空間と間違いのない美味しい珈琲は変わらず存在していた。」
「原宿の喧騒が嘘のように静かな場所で頂く、こだわりの美味しい珈琲。」
「店内もオレンジ色のライトがぼんやりと柔らかく灯り、かけられている古いジャズがノスタルジックな、暗く落ち着く空間です。」
「場所が奥まっているからか、お客さんも多くなく、音楽が途切れたときは、しーんとする瞬間さえあります。」
7.下北沢で「花泥棒発見」!それも3店も
実は、下北沢でヴォルール・ドゥ・フルール 下北沢店(店名は不確かです)を発見しました。飲み会の一次会の後で、その界隈をウロウロしていると、なんと、ヴォルール・ドゥ・フルールが下北沢にあるではないですか。
酔っぱらっていたけど、あまりの懐かしさのため、友人を引き連れて、入ってしまいました。それが失敗のもとでした(笑)。
酔っ払いは声が大きい。すぐさま、店員から「他のお客様にご迷惑ですから、お静かに」の一言。しまった。忘れてた。
皆さんからは、「お前が行くなよ」って言われそうですね。すみません。
8. まとめ
❶ヴォルール・ドゥ・フルール 原宿店は、私の最も好きなカフェの一つです。
❷居心地の良い空間と間違いのない美味しい珈琲を楽しむことができます。
❸ヴォルール・ドゥ・フルールの居心地の良さには訳があります。
❸大声を出さない大人の皆さんにおススメします。
❹なんと、下北沢にも3店展開(3店全てに行ったわけではありませんが、同じコンセプトのカフェだと思います)。