#51 現在世界(Web2)における会社での働き方について考えてみた
こんばんは。Mickey★です。
お金を上手に活用することで、お金の悩みから解放されて幸せになれる「お金との付き合い方」をご紹介しています。
お客様へ価値提供と利益追求の両立に対する矛盾
多くの人が会社に所属して働いた時間の対価として、お金を貰うという働き方をしていると思います。
会社に所属して働く時に顧客または社会全体に価値を貢献するというのを掲げているにも関わらず、経営層や部長・課長になると会社としての利益を追求するという方向が強くなり、顧客よりも社内政治の色が強くなる傾向があると感じています。
まずは、お客様へ価値を提供して、その後に利益がついてくるという流れが本来のあるべき流れだと思いますが、売上や利益の計画が提示され、いくら売り上げるのかという話が上で飛び交っているというのが多くの会社で起きているのではないかと思います。
こういう状況を見ると、どっちを向いて仕事をしているのか?という矛盾やフラストレーションを感じます。
私の考えでは、会社は現金があれば赤字を出しても潰れないので、『先に損をして後で得を取る』という考えが理に適っていると考えます。
スタートアップと呼ばれるような会社は、まさにこの考えで、初期は赤字で現金が厳しくなれば、エンジェル投資家等や他の会社から資金提供を受けて、後々、黒字転換という形になっています。
ここで一番難しいのは、後で得を取ると言ったものが1年後なのか10年後に来るのか、もしくは、永久に来ないという可能性もあるため、お客様のニーズにマッチしているかを常に確認していく必要はあります。
会社は自分のやりたいことを実現するための手段のひとつ
多くの人が会社に支配される働き方をしているのではないかと思います。
私も仕事で精神的に追い込まれた時は、それをやりきるしかないと思い込み、他の選択肢を検討する余地が取れませんでした。
人によっては、こういう状況に追い込まれた時に投げ出したり、会社を辞めるという場合もあるかもしれませんが、日本人は真面目で自殺してしまう人もいるので、途中で投げ出す人の割合は少ないと考えられます。
何故、会社に支配される働き方になっているかというと、お金がないと生活ができないと思っているからだと思います。
でも、贅沢な暮らしをせず必要最低限の生活をする分には、そんなに無理して働かなくても暮らしていけるのではないでしょうか。
多くの人たちが『結婚して子供を作り、マイホームを持つ』のが標準的なライフプランとして植え付けられているので、そこに囚われてしまっているのではないかと思います。
でも、この標準的なライフを送ることが必ずしも幸せになるとは限りません。そのため、結婚することも家を買うことも選択としては自由であり、自分がどのように生きたいかを考えた上で選択すればよいと思います。
そのように考えていくと、会社は、自分がやりたいことを表現したり、スキルアップをするための「場」であり、「手段」だと思います。
理想的な働き方は働くこととプライベートの境界線がなくなること
みんなが『標準的なライフを送る=幸せになる』という思い込みから解放され、自分が何をしたいかを考えて色々とやってみるという形になると、仕事をするということに対する姿勢が受け身でなく積極的になり、自分がやりたいことを実現するために仕事をするという風になれば、もっと楽しいライフを送れるのではないかと思います。
そして、自分がやりたいことと働くことが連動すれば、好きなことになるので、仕事と趣味等のプライベートには、境界線がなくなってくると感じます。
ただし、会社に所属するということは、雇用主が居て、その人のやりたいことを体現するために従業員が居るので、自分のやりたいことだけができる訳でないです。そして、会社という枠組みのため、上の承認が必要となり、進捗のスピードが落ちますし、承認を得るための社内的な資料の作成という余計な時間を盗られます。
また、トップが変わったり、M&A等で会社自体が買収されて会社が方針転換をすることもあるため、自分のやりたいことが会社の中でできなくなる可能性もあります。
そういった場合には、会社を変えるか、自分で起業するという選択になります。
現在のWeb2世界では、このような対応方法が限界のように感じます。
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