日本とNZ建築デザインの違い2024
こんなような掲題でたまに書いているかもしれないけど、AU進出にむけて、いろいろとデザインの事を改めて考えている。
また、最近ですが、人生で50年かかったけど、
人生で建築を語れる熱く語れる、1級建築士の日本人の方とNZで出会えました。まあ、嬉しいの一言ですね。
なので最新の気持ちと考えで書きます。設計の細かい部分というよりもかなりの大きな枠でとらえた考えになっています。
少し前まで20代の1級建築士の日本人の方(以下KAKO)は、
いま、KAKOと一緒に目指しているものは、いかに日本式を取り入れるか?
ということをしている。AUや世界的にはやっているのがJAPANDIということで、それをいかに進めていくかも話している。KAKOはJAPANDIに関してどこまで理解して、いかに表現するのか悩んでいるみたいですが、、、
さて、KAKOは、ニュージーランドの建築をかっこいいと思ったことがない。というNOTE記事を書いていた。
それを見て、自分は、価値観の違いですごく面白いなと思った。
僕は、日本の建築の知識はゼロ。NZで大工の学校に通い、NZのなんちゃって建築知識とセンスだけ。それプラスなんとなく素人日本の建築。という土壌でだけで16年ビジネスをしている。
そして僕は、日本に帰ると、サイディングがダサすぎて見たくないと思います。外国は、ブリックとかボートとか1枚づつ丁寧に張っていくので。風格があります。また、広々した家が多いんので、デザインで遊びもいろいろとできます。なので、NZの家を表現すると、
「のびのび育っている幼稚園の家」みたいな感じなんですよね。
日本の家は、朝起きたら1-10まですべてやり方決まっていてそれから外れてはないけない。というような「少し窮屈な5歳児」みたいな感じかな。
芸術に、どっちがいいとか、悪いとかはない。なので、どちらもよし。
もちろん、僕はどちらも好きです。
少しデザインから拡大解釈になり、経営目線なども入りますが、
自分の立場は、デザインだけではなく、
会社の事、顧客の販売の事、メンテの事、金額の事、近隣の事などなど、
360度考えないといけない。そして、そこから新しい発見がある、出会いがある。強引ですが、そういう大きな建築の円(枠)がある。
僕は、1つの家の設計から、目に見えない大きな建築の円(縁)のデザインを創るのが好き。となるんですかね。
たまに施主の家族に設計の卵などがいたりして、教えたりしたりします。または、家族を雇ってほしいと言われたことも何度もあり、初期教育だけして卒業していってます。あとは、自分たちの施工をしているとなりの家の人が来て、開発業者を目指すから一緒に会社をやろうといわれて、株主にもなったりしました。僕は、こんな感じで大きな縁が好きですね。
今回のKAKO様との出会いも建築を通しての縁ですし。建築がより好きになりました。ちなみに、自社には愛子様もいます。
これからも、建築の円(縁)をより強く、より広くできるためには。
という意識で建築デザインを世界を舞台にしていきます。