
AU建設会社の倒産理由と防御策
NNAのニュース記事にあった。AUの会社倒産のNO1は建設業。
そして、理由をAIに調べてもらった。
自分的にはすべて深く納得できることです。
少し補足説明が必要な部分に説明を付けたし、
また、自分たちでコントロールできることとできないものに分けました。
最後に、自分たちでリスクを減らすために何ができるかを考えてみた。
>>
自分で管理しづらいこと)
・高コスト:建設コストが高く、建設会社は高騰する資材費と人件費を吸収するのに苦労しています。
・労働力不足:熟練労働者が不足しています。
・資材供給の制約:サプライチェーンの混乱により、資材供給に影響が出ています。
これらは、かなり建設会社でコントロールしづらいです。大手の圧力や政府の動向にも左右されたりします。例として、コロナの対応や移民への急激な方針変更など。
これらのリスクを減らすためには、施主と協力業者さんの協力が必須です。
・予測できる部分は内部の状況の確認(労働力や予算など)
・価格を決めておき、それを大きく超えるものは施主に追加支払い契約
この2つをすることでお互いにストレスが減る仕事ができます。
施主と建設会社。我々はギャンブルをしているわけではないので、十分な「人、もの、金」を用意すれば建設は基本的にはうまくいきます。
もちろん、「プロなら予測しろ」という部分もありますが、
大きな要因はインフレ。
これは、東大を出たりしたかなり有能な人でも予測できないし、政府の思惑でもいろいろと変わるので難しいです。
なので、これは、コントロールは無理です。
もちろん、できることはしますが。ただ、もっとも大事なことは、
ゴールに最短、最速で到着することが最重要事項であり、そのための少しの追加資金は最初から準備しておくべき。
それをすればゴール実現がやりやすくなるなら最初からそのようにすべき。
これがわかる施主と契約すること。わからなければ契約をしないほうが良い。要は、責任の所在をクリアにしておくことで無駄なエネルギー消費をせずにすみ、より建設的な未来に注力できるでしょう。
もちろん、これらを施主にきっちりと理解してもらうことが重要です。
自分で管理しやすしいこと)
・低い利益率:建設会社は低い利益率で事業を行っています。
・固定価格契約:固定価格契約では、建設会社は上昇するコストを吸収することが困難です。
・マイナスのキャッシュフロー:建設会社はマイナスのキャッシュフローで事業を行っており、サプライヤーへの支払いが滞ったり、プロジェクトが中止されたりする可能性があります。
・ポンジスキーム: 建設業者は、あるプロジェクトからの消費者の預金を以前の契約の完了に利用することがあり、
これによりより多くの消費者が危険にさらされる可能性があります。
建設業界は「本質的にリスクが高い」ため、深刻な変化がない限り、状況は悪化する一方だと言う人もいます。
しかし、金利の緩和、堅調な人口増加、さまざまな資産クラスへの圧力の高まりに支えられ、
建設業界は2026年から堅調な成長を遂げると予測する人もいます。
>>
ここまでがAIの説明ですが、建設会社を探す側であれば、信用度や契約内容、また、契約に対する姿勢の確認などは重要です。
とにかく、大幅な商品価格の高騰などは、施主が払う。という契約のほうが会社がつぶれるなどのリスクが減るので、そちらを選ぶ方が良いでしょう。
ポンジースキーム的なものは、社長と会ったりして見極めるしかないでしょうね。意図的にやっている会社は結構あるので。。。。
会社側も繰り返しになりますが、
・インフレ上昇分に関しての理解しない施主とは付き合わない。
・利益率が低い案件は取らない。
・キャッシュフローを強化する。
などなどをしていくことが大事。
>>
まとめると、稲盛さんと松下さんが掲げている最重要事項2つ
・経費最小、利益最大
・ダム経営(凡事徹底、潤沢な資金と有能人材確保など)
この2つを常に意識して進むことが大事。
いいなと思ったら応援しよう!
