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海外でゼロから会社を立ち上げ15周年
2023年3月8日で会社を立ち上げてから15年が過ぎた。先日、ニュージーランド、オークランド総領事公邸でレセプションをしてもらい、いままでの住宅工事のこと、今後の自分の思いなどを政府関係者含む50人の前で語った。
簡単に自分の紹介を含めてニュージーランドに来た理由の説明
自分の家族は自分を入れて7人兄弟である。すごく大きな家族だと思う。自分の年代でも、珍しい。父親はほぼ家にいなく、お金などもいれてくれないことも多々あり、13歳の時に離婚した。
僕は、13歳まで、幸せなリビングで家族と一緒に食事などをした記憶はほとんどないし、貧乏だったし。学校でも、自宅でも勉強をした記憶はほとんどないのですごく底辺にいたと思う。
なので、自分を守るためにも、それから勉強をたくさんした。
そして、会社に入ってからも仕事をたくさんした。
そして、すべてが順調だった。成績も、上司との関係性、仲間との関係性、
家族、彼女、お客さんともすごく良好な関係だった。
ただ、平和すぎて、生きている意味もわからんくなるような感情が出てきて、ぐちゃぐちゃになった。
なので、気分転換に地球1周のピースボートに乗って、20か国とかまわったりした。人生の修学旅行だった。超絶、楽しかった。そして、思ったことは、
「俺、誰も、知らない場所で、お金も、職業も、コネも、言葉もない、住む権利もない、可能な限り、何もないところから起業しよう」
自分がやりたいことして生きると。覚悟を決めると
エネルギーというか、ワクワクがたくさん出てきた。
そして、20年前に、ニュージーランドに、ワーホリを使い、休むためにではなく、
「人生を変えるために渡航」して20年がたつ。
それから20年、僕はニュージーランドが大好きです。
毎日をワクワクして過ごせることができるニュージーランドに感謝しています。
ニュージーランドに徹底的に恋に落ちた良いお話を皆さんとシェアしたいです。
20年の前のニュージーランドはすごくよかった。のんびりで、お世話好きで、広々していた。そのころ、田舎に住んでいた時、自分の車が横転して完全に上下反対になり困っていると、来る車すべてが
止まってくれて、下りてきて、ひっくり返すのを手伝ってくれた。
7-8人くらいだったかな?
日本なら、人間の力で動かすという選択肢はないので、面白かった。
そして、お礼はいらないと、みんな、カッコよく去っていった。
スーパーヒーローだった。
僕は、その瞬間「ニュージーランドに恋をしてしまった」かっこいい。
あれから、20年。
いまのニュージーランド、良い部分もたくさんあるが、是正すべき点もいくつかある。そのうちの2つ
・犯罪が増加していること
・家の価格が高いこと。
この2つが、僕がなにかできるのではないかと思う2つである。
それに対して、自分の考えを述べてみたい。
1、犯罪の増加だけど、それの抑制には、心がワクワクする仕事を増やすこと。と自分は思う。
ワクワクする人で、よし、今から、犯罪するぞ!
と思う人は少ないと思う。
なので、もっと、ニュージーランドでワクワクする環境や考え方が増える活動を自分は建築業界から増やしていければと思う。
そのために、お金や条件、他人の目だけで仕事を選ばないほうがいい。と自分は思う。仕事はワクワクするかで選んだほうが大きな仕事にもつながる。
また、仕事をする中でワクワクを高めるには、みな、プロを目指すべきだと思う。
プロとは、自分の名前で仕事ができる人を指すと自分は考えている。
「会社ではなく、あなたから買いたいんだ」
と言ってもらえることだと思う。
僕も、日本で初めて言われた時は、涙を流すほど喜んだ。
なんか、自分にも価値があるんだと思うことができたし、
より仕事に打ち込むことができた。
なにかに打ち込むことがある人は、僕は幸せだと思う。
従業員であっても、会社の存続を進化を本気で考え、実行し、顧客満足を追求しつづけること。
そこには終わりはない。
そして、ビジネスが継続すれば、雇用創出、税金を払い、社会貢献へつながる。
会社、社会、顧客みながWINWINである。
その延長線上に、ニュージーランドのサービス向上につながると思う。
日本人のサービス精神は、世界でもTOPクラスだと思うので、
日本人である自分が建築業界からそれを発信して、ワクワク業界にしていき、よりよい社会にしたいと思っている。
2、温かい家庭を創ることは良い未来を創ることにつながると信じている
自分が経験したことで、ニュージーランドに役に立つこと
・温かい自宅で家族楽しくリビングで食事をするというのにあこがれている自分がいる。
・自分は家の施工やデザインも好き
なので、大工、建設会社を創り、温かい家庭をたくさん作りたいと思った。。
僕が小さいとき、日本人のお父さん、お母さんは高い家のローンのために
その家族での時間を犠牲にしてまで、家のためにたくさん働いた。
それは、悲しいことだなと子供ながらに思っていた。
もともと、ニュージーランドの持ち家率は高かったが、近年の不動産価格の上昇に伴い住宅価格は世界的に見ても高い水準になってきている。
そのため、自分が小さいときの日本のように
ニュージーランドのお父さん、お母さんも
家族との時間を犠牲にして副業をせざる負えなくなっている。
20年前の僕を助けてくれたようなかっこいいことをする心の余裕もないお父さんが増えてしまったいるとも思っている。
それでいいのかなと思う。
家の価格を抑制するためには、
Comfortable and Affordable の家をより多く建てることである。
温かい家庭を創ることは、社会にとって、良い未来を創ることにつながると信じている
なので、自分は、 毎年たくさんのComfortable and Affordable の家を作っていきたい。
自分のささやかな目標は2030年までに1000軒。
それは、僕一人ではできない。多くのサポートが必要である。
でも、ぼくは、なぜか、できるという自信がある。
多くのサポートを得て、それを達成できている未来が見える。
それに、むかい、ニュージーランドのことを真剣に考えて、毎日、ワクワクして、小さな努力を重ねていく。
こいつ、おもしろそうだな。
と思った人は、是非、一緒にいろいろと取り組んでみましょ。
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