はじめまして。
※文末に追記あります。
横浜で猫と暮らしている「みちゅねこ」です。
猫の名前は「ネオ」。映画マトリックスの救世主ネオからとりました。
ロシアンブルー(父)×アビシニアン(母)から生まれた2007年7月16日生まれの♂です。
noteを始める理由
愛してやまないネオと暮らせる時間の期限を予測され、私がその期限まで、どうもがいていくのか記しておきたかったからです。
ネオの病気について
ネオは2016年に慢性腎臓病ステージ2と診断され、しばらくその状態を維持していましたが、2019年に腎臓、尿管、膀胱、尿道に結石(シュウ酸カルシウム)が多数あることがわかり、2回ほど尿道にある結石が詰まりオシッコが出なくなりました。
その後、いつ尿管閉塞になって最悪な状態になってもおかしくないと言われ、SUBシステムを設置する手術を行いました。
SUBシステムとは「Subcutaneous Ureteral Bypass」の略で、腎臓から膀胱へバイパスをつなぎ、尿を膀胱へ誘導させるものです。つまり、ネオの体に人工的な尿管を設置することで、もともとある尿管が閉塞したとしても、バイパスがあるからオシッコが出なくなる心配はないということです。もう少し丁寧に知りたい方はググってみてください。
それと同時に尿道と膀胱にあった結石をとりましたが、腎臓と尿管にある結石はとれませんでした。正確にいうと手術ができる状態ではなく、触ることで別の不具合が発生してしまうとのことで、そのまま残すことに。この時、慢性腎臓病はステージ3になっていました。
SUBシステム設置後はバイパスを洗浄するというメンテナンスが数ヶ月に1度必要で(数ヶ月というのはその子の状態によります)、幸いにもネオは2ヶ月または3ヶ月に1度のサイクルで、不具合が一度も出ませんでしたが、今年(2021年)の2月に腎臓の数値がいよいよステージ4になり日々の輸液が必要になりました。
通院での輸液はストレス的にも金銭面でも厳しいので自宅輸液に。最初こそ大変でしたが、猫友さんのアドバイスやネオの協力もありなんとかやれていて、療法食難民になったり下痢になったり心配事はいろいろありましたが、7月に無事に14歳のお誕生日を迎えることができました。
穏やかに暮らしていたのに体調が激変
SUBシステム設置からちょうど丸2年経った10月末に体調が激変。食欲がなくなり「猫」として普通にやれていたことのほとんどがやれなくなり、どんどん痩せていくネオ。
そして先日、「いつ何が起きてもおかしくない」「年は越せないかも」という期限を予測され、なんとなく自分でも「年が越せたら奇跡かも」と思っていたのですが、いざ先生に言われると心臓が痛くなりショックでした。いつかはこの日が、という覚悟はしていたつもりでしたが、実際は覚悟できていなかったみたい。
その期限の日までどう過ごす?それをここに書いていきたいと思います。