加トちゃんの「歯磨けよ」が正しすぎる インスタにはポストしていない愛猫ネオのこと #2
前回のつづきです。
11月23日に病院に行った翌日の夜。寝る前にネオをじーっと見ていたら、すごいことに気づいてしまった。
あれ?左のひげ袋ωのとこ、亀裂が入ってない?
スヤスヤ気持ち良さそうに寝ているネオだけど、ひげ袋ωの亀裂はかなりすごいことになっている。ぶっちゃけエグい。え?いつの間に?こんな大きな亀裂なら、もっと早く気づくよね?それが本当に全然わからなかったのだ。しかも、ひげ袋ωを挟むように内側と外側の2箇所ある。
衛生的にまずくない?このまま放置でよいの?よいわけないよね。夜中にひとりで動揺し、心臓が痛くなった。翌日は信頼できる担当医がお休みだったので、翌々日の26日にとりあえずネオは連れて行かずに、亀裂を撮った写真を数枚見せに行った。
担当医は「んーこうなりましたか・・・」と渋い顔。そして「これ、いつか皮膚がボロッととれるかも」と。一瞬耳を疑った。「ただ、見た目は変わってしまうけど、とれてしまったほうがネオにとってはラクになると思う」とも言われた。
お口まわりの皮膚がとれるってどういうこと?要は左のひげ袋ωがごっそりなくなって、お口の中が丸見えになるのだという。まさかねぇと半信半疑の私。
その日は抗菌剤を10日分処方され帰宅。心配していた姉にすぐに電話をして、そのまま説明したのだけれど、ふたりとも皮膚がとれることに関して想像ができていなかった。
そしてその日の夜20時頃。
ネオがちゅーるを食べ終わって、私は後かたづけを終え、ネオがいる寝室に行ったら、その顔に違和感が。なんと、左のひげ袋ωがとれかかっているのだ。薄皮1枚とは言わないけれど、薄皮5枚くらいでくっついている感じ。
えっ、本当にとれちゃうの?しかも今日?
私の目から涙がこぼれ落ちた。
ネオはというと、大量に出血しているわけでもなく、元気がないというわけでもなく、何も気にしていない様子。食事も要求してくる。けれど、このままでいいのか心配。遅い時間帯だったから病院は診察時間外だ。見た目があまりにもエグいし、夜間救急病院に連れて行った方がよいのか悩んだ。
かかりつけ医とは連絡が取れず、そうこうしているうちに、電話で相談してくださる獣医さんがいたことを思い出し、すぐに連絡をしてどうすべきか相談した。すると
「出血をしていなくて、ネオがそんなに弱っていなければ、夜間の救急病院には行かずに、明日の朝一でかかりつけ医に診てもらいましょう」とアドバイスをいただいた。なんだか少しホッとした。
そして翌朝27日(というか今日ですね)、アドバイス通りに朝一でネオを病院に連れて行こうと思ったのだけれど、昨晩より冷静になっていた私は、ネオを連れて行って何の処置もされなかったら、ただストレスになるだけだなと思い、まずは電話をして今の状態を診てもらった方がよいのか、完全に皮膚がとれてしまってからの方がよいのか確認したところ
今の状態で診ても特に処置はしない
宙ぶらりんの皮膚を無理やりとる処置はできない
完全に皮膚がとれたら状態を診たい
完全に皮膚がとれるまで見守っていてください
処方している抗菌剤を飲ませてください
とのことだった。私も何度も病院にネオを連れて行くのは嫌だったので、急いで連れて行かずに、先に電話で確認をしてよかったなーって思った。ナイス自分!
まさか、こんなことになるとは思ってもいなかった。子供の頃からお口の状態があまりよろしくないなと思っていたものの、そして病院で麻酔をかける歯石除去を5歳の時と9歳の時にやっていたにも関わらず、自宅ケアを怠っていたからこうなってしまった。全ては私のせい。こんな状態にさせてしまって本当に申し訳なく思っている。
加トちゃんが全員集合で呼びかけていた「歯磨けよ」は正しすぎる。つくづく思います。
今日のネオ
久しぶりにキャットタワーに登った。びっくりした。
今日イチ聴きたい音楽
正しい答えなんて一つじゃない
みんなカラフルでいいんじゃない。