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転職活動の辛さとは何かを考えてみる。
私は今の仕事をして9年目になりますが、これまで数えきれないくらい転職を考えてきました。そして実際に転職活動をしたことも3~4回あります。
それでも転職せずに現職に居残っているわけですが、それは現職でやりたいことがみつかったからという時もあれば、ぶっちゃけ転職活動が辛くて心が折れたからという理由で転職をあきらめたことも何回かあります。というか、そちらの理由のほうが多いです。
ではなぜ転職活動は辛いのか。転職活動の辛さの正体とは何なのかということを考えてみました。
私が考える転職活動の辛さはこちら。思いつく限りあげてみました。
・やりたいことがわからない
・やれることもわからない
・エージェントから鬼のように紹介が来て「〇件以上応募しないとダメです!」と言われて恐怖を感じる
・逆にエージェントから「紹介できる求人はありません」と言われて凹む
・応募するための準備(履歴書・職務経歴書を書くなど)が大変
・面接で落ちると、自分は必要とされていない人間のような気がして辛い
特に辛いのは(私の場合ですが)、面接で不採用となったときかなと思います。
普段は自分が面接をする側の仕事をしているので、不採用にするのはその人の人間性を否定しているのではなく単に自社にミスマッチだというだけ、というのは重々承知しているのですが、やはり不採用と言われると凹んでしまいます。
それにいくつか面接を受けて不採用が続いてくると、応募したい企業も見当たらなくなってくる、エージェントからの紹介も減って、私なんてどこにもいくところがないんだという思いに拍車がかかってきます。
そして私はだいたいこのあたりの段階で「やっぱり転職するのはやめよう」と転職活動をやめてしまうことが多かったです。しんどさしか感じなくなってきた頃ですね。
転職活動をはじめた最初は何かしらの「転職してこんなことがしたい」という思いがあっても、活動をすすめるなかでそれがどんどんしぼんでいってしまう。
もう辛い思いはしたくない、それなら現職に残った方がいいのではないかと自分で自分を納得させ、なんとなく今までどおりの生活に戻ってしまっていました。
この転職活動がただただ辛いものになってしまう現象を防ぐにはどうすればいいのか。
方法はいろいろありますが、一番はエージェント以外の誰かと一緒に相談しながら進めていくのがいいのかなと最近は思っています。
以前、そうした転職支援サービスを使ってみてそれはそれでよかったのですが、利用期間が決まっているとその期間内に何かしらの結論を出そうとしてしまいがちなんですよね。
そうではなく、自分のペースで好きな期間だけ利用できる、サブスク的な支援サービスがあってもいいのかなと思ってみたりしています。
取り留めのない話になってしまいましたが、次に転職活動するときは途中で挫折しないよう、上手く進めていければいいなと思います。
焦らず、凹まず。
転職自体を目的にするのではなく、転職した先に何を見ているのかをしっかり考えることも大切なのかなと思う今日この頃でした。