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なぜ七面鳥は英語では「ターキー」、トルコ語では「ヒンドゥー」と呼ぶのか?

トルコ語を勉強していて、変な単語に遭遇した。
七面鳥のことを英語では「ターキー"Turkey"」というが、トルコ語では「ヒンドゥー"Hindi"」と呼ぶ。

本来英語で、"Turkey" は「トルコ」という国名、"Hindi" は「インドに関連するもの」を意味する。この七面鳥の奇妙な呼び名は、昔の交易と誤解によるものらしい。

1. 英語で "Turkey" と呼ばれる理由

七面鳥はアメリカ大陸原産の鳥である。しかし、16世紀にヨーロッパに持ち込まれたとき、人々は、オスマン帝国(現在のトルコ)の交易商人が持ち込んだと勘違いした。

当時、ヨーロッパ人は多くのエキゾチックな商品を「トルコ(Turkey)」に関連づけて呼んでおり、七面鳥もそのひとつとして "Turkey fowl"(トルコの鳥)と呼ばれるようになりました。
この名前が短縮されて "Turkey" になり、現代に至ります。

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2. トルコ語で "Hindi" と呼ばれる理由

トルコでは、七面鳥がインド(Hindistan)から来たと考えられていた。そのため「インドの鳥」という意味で "Hindi" と名付けられた。

フランス語の "dinde" は「インドのもの」という意味で、七面鳥を指します。ポーランド語でも七面鳥は "indyk" と呼ばれます。これも「インドのもの」という意味です。

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ポルトガル語では "peru" と呼ぶらしい。ペルーが由来である。

まとめ

つまり、七面鳥のことをそれぞれの地域は異なる国名で呼んでいたりするのである。しかも、そのルーツは16世紀ごろにまでさかのぼる。これだから、語学は面白い。


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