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【メントレ】センタリングを覚えて大事な本番に強くなろう!
アーティストメンタルサポーター、山口美智代です♪
✓何度も練習したのに本番当日に大事なところでミスってしまった
✓途中で集中力が切れて中盤の曲入りがグダグダになってしまった
✓本番中なのに全然違うことばかり頭に浮かんできて集中できなかった
こんなことありませんか?
実はこの3つ、どれもわたし自身が経験したものです(笑)
いまとなっては笑い話ですが、当時は本当に落ち込みました。
しかし、センタリングを取り入れることによって、
✓本番当日に大事なところで自信を持って
✓ライブ終盤でも集中を切らさずに
✓常に「いまここ」を意識して
最後まで演奏することができるようになりました!
今回は演奏メンタルトレーニングの核ともいえるセンタリングについてお話します。
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動画での視聴はこちら↓
センタリングとは
センタリングという言葉を検索してみると、サッカーやワープロなどの様々な意味が出てきますが、中心という意味ではどれも共通です。
演奏メンタルトレーニングにおけるセンタリングとは、自分の身体の中心(丹田)に意識を持っていくことで、緊張しているときや集中力が乱れているときに効果があります。
簡単に言えば余計なことを考えずに「いまここ」に集中する方法です。
トレーニングさえすれば誰にでも、演奏前、演奏中どんな場面でも取り入れられます。
主に武道ではこの丹田を意識することで身体のバランスを整えたり、精神を安定させたりします。
なぜセンタリングができるといいの?
まずは冒頭で書いたわたしも経験した3つの悩みの原因を簡単にご説明しますね。
【身体的要因】
身体の各所のこわばり、手の汗、速く浅い呼吸、速い心拍
【心理的要因】
緊張、疲れ、ストレス、過去のネガティブな体験の記憶、未来への不安な気持ち
これらが相互に作用して悪循環を生むために、ミスをしたり思い通りの演奏ができないなどの悪影響を及ぼしてしまうのです。
このようなときにセンタリングを行うことで次のような効果があります。
・呼吸を整えたり、リラックス効果があり、脱力がしやすくなる
・雑念がなくなり「いまここ」に集中できる
演奏メンタルトレーニングにおいては核となる方法なのですが、実はこれまでの記事ではあまり触れてきませんでした。
なぜかというと、もともとのセンタリングはスピリチュアルな要素が強く、わたしもそうなのですがスピリチュアルが苦手な人にとっては説明がわかりづらいものが多いからです。
しばらく自分なりに解釈して続けた結果、ここさえ抑えておけばOKというポイントがわかるようになったので、このタイミングで記事を出した次第です。
このあと、詳しい解説をしていきます♪
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センタリングのコツ
①身体の中心(丹田)を意識する
丹田とは、おへその下の辺りのことです。
演奏前や演奏中に緊張が襲ってきたり、ネガティブな思考が浮かんできてしまったときは、まずはこの丹田を意識してみましょう。
それだけでも「いまここ」に集中することができます。
②呼吸を意識する
次に、自分の呼吸に意識を持っていきましょう。
息が浅く早くなっているようなら深くゆっくりに整えましょう。
丹田と同じで脇道に逸れた意識を「いまここ」に引き戻してくれます。
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③自分の身体のこわばりを意識する
さらに、自分の身体の内側に意識を向けてみましょう。
緊張していたり、ミスをするときは身体が硬くなっています。
特に自分が演奏の際に使う身体の部位に意識を向け、硬くなっているようなら脱力させましょう。
④一つ自分の注意ポイントを作ってそこに意識を向ける
自分の内側だけでなく、外にも意識を向けてみましょう。
例えば大きい会場ならいちばん後ろの席の中央の柱に。
小さい会場なら奥の何か目印になる場所に。
譜面やマイクスタンドなどでもいいですが、できるだけ遠くの少し高めの位置に意識を向けてみるといいでしょう。
あるいは、一緒に演奏しているメンバーの音に耳を澄ませるのもいいでしょう。
すべての方法に共通しているのは、とにかく意識が過去や未来、別の場所や人ではなく、「いまここ」に向いていることです。
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センタリングを普段から取り入れよう
センタリングは直近で本番がなくてもぜひ普段から意識して取り入れてみてください。
本番の日だけやるというのはなかなか難しいものです。
演奏だけでなく、仕事で集中したいときや、一時的にストレスから離れるという点でもとても効果的なので、ぜひ日常の様々な場面で取り入れてみてください。
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