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【自己分析3:音楽への道の悩み】
2025年初のnote書き込みです。今年もぼちぼちゆるゆるマイペースに綴っていきたいです。よろしくお願いいたします。
さて、あと数年で還暦のみちよsanですが、この年で、何回道をさまよっているんだ、ぐらい、今いる自分の道を続けることがしんどくなって、新しい選択をしたい欲求が出てきています。
今、「音楽の道」を選んで10数年、その前は片手間に音楽、メインは常勤のお仕事という感じだったのですが、そのときは、「あと20年で還暦、ここで(自分にとっての)定年退職して、音楽をやりたいだけやっておこう、還暦過ぎるころにはやりたいことやれる力も気力もないはずだから、今のうちにやりたいことやろう、音楽の道を作ろう!」その思いで、えいっと常勤のお仕事を辞めて、フリーランスを始めました。
2足のわらじとわらじになれない作曲活動、それらに満足していましたが、音楽のわらじを助けるためのもう1足のわらじの時間が不足することで(契約仕事を辞めたのがまずいんですが)、経済的危機に陥っていまして、このまま道を続けることに迷いが出てきました。
それと、自分の本当に悪い癖ですが、長く人間関係を続けるのがしんどくなった、というのが正直なところです。「音楽の道」の前の仕事も、前述ではかっこつけて「音楽をやりたいから」なんて理由で辞めたことになっていますが、実際は、仕事がしんどく、仕事の人間関係がしんどくなった、のが本当の理由かもしれません。そして今も、フリーランスやるにあたっての人間関係のしんどさを感じているかもしれません。思い悩むような関係ではなく、みんな友好な関係なんですけどね~~。
あと、やはり「音楽の道」では経済的危機は乗り越えられない、これは私の努力不足でもあり、覚悟が足りないからでもあり、エネルギー不足もあり、持続力が乏しいからでもあり、、、なんて言い訳はいくらでも考えられるほど、しんどくなっているようです。
そもそも、自分のオリジナル曲が財産になる!と思い込んだのが間違いのもと、そんな、売れるわけないじゃん(笑)。
まあ、「音楽の道」と経済は、ずっとずっと前、高校生の頃からの悩みの種でした。
今まで書いたnoteに書いていたでしょうか、確認していないですが、もし同じこと書いていたら、朦朧していると思ってもらっていいですが(汗)、自分が音楽と音楽以外の道の分かれ目に立ったのは、高校1年のちょうど今頃、1月ぐらいでした。音楽大学に行くか、そうでないか、もし行くなら、今から音大受験向けの勉強を始めなければならない、ピアノ以外のレッスンが必要、という選択で、かなり悩みました。結果、音楽以外の道へ進むことになりました。その時の理由は「音大受験にお金がかかる」でした。親は「頑張るならお金を出すよ」と言ってくれました。でも、私は、自分が頑張れる自信がなかった、それと、ちょうど部活動が面白くなってきた頃、2年生になる前だから、自分たちが部を引っ張っていくと、そっちの方が覚悟できたころ、音大の勉強のために部活をそこそこにすることはできなかった。かくして、私はその後も悩まされました。「音大に行けば良かった」と。
それは、フリーランスになった40歳代になってもまだまだ続きました、いや、今だって続いているかもしれません。でも、「もし音大に行って、音楽家になる道を選んだら、私は恐らくつぶれていた」と想像するのがオチでした。そうそう、ヘタレの私は、周りができすぎるのを見て落ち込んで、きっと音楽が嫌いになったことでしょう。そう思わないよう頑張れば、という気持ちになったとしても、やはり自分のエネルギー不足にはかなわないことでしょう。今、「なんちゃって音楽の道」だから、10数年も続けられていますが、やはり、自分の限界を感じてしんどいところです。
そして、音楽と経済の問題にひっかかっています。ようは、「お金がなければ音楽ができない」そういう世の中は、ずっとずっと続いていて、これからも続くと思われ、それに対する逆風を起こそうとしても、自分が経済危機に陥っていて、やる気出ない状態で、ひょっとすると、違う道も考えたくなっている、かもしれない状況になっています。
実際、音楽の自分のレッスンも発表会も何もかも、お金がないからセーブしています。「音楽がやりたいから」が、かなえられていない。フリーランスでは、お金がないからセーブする人と出会えないのは嫌だから、極力「儲ける」にならないようにしている、ということでますます経済危機が解消しない。
一番いやな考えは、前の仕事の時も今も、「自分の音楽が搾取される」と思い込むこと。自分と会っている人の状況がうらやましくねたましく思うこと。まずいまずい、そうなってきたら、進路変えなければと思ってしまう。
結局、お金ではなく、音楽できる時間、があることには、満足しています。その満足のまま、粛々と今できることをやればいいのでは?そんな気持ちもあります。でも時々、「それでいいんか?」と思って、上述の考えが頭をもたげてきます。それとも付き合っていかないと、しょうがないですよね。
、、、かくして、音楽への道の悩み、は尽きませんが、こんなこと考えている、というだらだら長々した思いを今まで読んでくださった方、本当にありがとうございました。
大事なことは、即決してはいけません。しばらくまだまだ考え続けたいと思います。たぶん一生(汗)。共有していただきありがとうございました。