「フルアットテーブル」とは。
自社紹介をしていなかったですね。
自社紹介
2015年4月、ナルックスと一緒に「目黒FLAT」をオープンさせた。「目黒FLAT」は、僕の知人から安く居抜きで譲り受け、自分たちで壁を塗ったり、棚を付けたり、DIYして、手作りした思い出の一号店。ナルックスも僕も洋食経験なしだったが、居抜きの内装が「洋」であったため、パンとワインのお店にした。料理はナルックスのアレンジ力とオリジナリティで、タパスやピンチョスなどおつまみを中心に。パン職人の中島からパンの焼き方を教わり、ガスオーブンで、毎日バゲットとカンパーニュを焼き、料理とパンに合う手頃なワインを提供するお店が「目黒FLAT」だ。
目黒FLATをオープンさせる前から、パン屋をやろうと話していて、その理由は前述のパン職人の中島のジョインが決まっていたからだ。僕がカタネベーカリーで働きながら次のビジネスを妄想しているときに中島と出会い、いろいろな偶然と必然が重なり、ナルックスに中島を紹介して、パン屋の運営すべてを任せることになった。2015年10月に「馬場FLAT」がオープンした。
ナルックスはこの時点でパン屋のパの字もわからに状態だったが、僕が中島を連れてきて、パン屋をやろう!という提案に、本当によく賛同してくれたなと思っている。パン屋がどういうものかわからないし、大きな設備投資も必要な決断を、受け入れてくれたことに、感謝しかない。
ちなみに「FLAT」と命名したのは、中島だ。
店舗とお客さん
スタッフとオーナー
店舗と業者
様々なステークホルダーがFLATな関係でないと、バランス崩れてしまい、まっすぐ道を進めなくなる。常にFLATな関係でいることが、末長くお客さんに価値を提供できると信じている。そんな思いが「FLAT」には込められているのだ。
もうひとつ、創業当時から携わっている大事な事業がある。
それが「代官山GLAMS」だ。
僕が目黒FLATオープン前に、友人から紹介されて、コンサルタントとして見ていた店舗である。『貸し切り&BBQ』という変わったコンセプトの店舗で、2015年12月から、GLAMSの業務すべてを請け負う契約となり、仲間入りした。
その後、約2年間で、目黒FLAT、馬場FLAT、GLAMS、と3店舗とも軌道に乗せ、
2017年10月に「麻布FLAT」
2018年3月に「権之助FLAT」
2018年8月に「馬場FLAT HANARE」
2019年3月に「原宿GLAMS」
と展開した。2019年に全店舗黒字化を達成し、
2020年3月には、初の西東京地区に「国立FLAT」をオープンさせた。
2017年12月に法人化し、「株式会社FULL AT TABLE」という会社にした。
この名前も中島が命名。
ミッションの「テーブルを笑顔で満たす」にちなんだ社名であり、
また、語感としても「FULL AT→ふらっと→FLAT」となる設計となっている。中島は本当に命名センスがいい。
「テーブルを笑顔で満たす」とは。
僕らはミッションとして「テーブルを笑顔で満たす」を掲げている。
テーブルとは、家族の集まる食卓もあれば、仕事場のテーブルもある。レストランのテーブルもあれば、居酒屋のテーブルもある。
人がいるところに必ずテーブルは存在し、そのテーブルを囲む人々が、少しでも笑顔になれるような、商品やサービス、空間や雰囲気を提供し続けたいと思っている。