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居心地の悪さは人を大きく成長させる
無理しなくてもいいんじゃない?
「一歩踏み込みたいけど、どうすればいいか分かりません。」
「なんかやりたいけど、思いつきません。」
「今の生活に満足してないけど、次に進むには不安があります。」
コーチングや人生相談で、こういった声をたくさん聞きます。
少しトゲのあるアンサーになりますが、僕の答えは
「あんまり焦ってないし、今の生ぬるい環境でずっと時間を過ごせてるなら、無理して起業とか考えなけりゃいいんじゃない?」としか言いようがない。
だって、ほんとに起業する人って、焦ってるし、危機感持ってるし、追い詰められてるし、今やらないといけない理由をちゃんと知ってるもん。いわゆる「動機」がないなら、無理矢理動かなくていい。
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それでも行動に移したい・起業したい人へ
モヤモヤして何にも思い浮かばないけど、それでも起業や行動して今の環境を打破したい人には【居心地の悪い場所へ飛び込め】と言ってます。
・言語が通じない場所
・宗教が違う場所
・知り合いが1人もいない場所
・なんにも通用しない場所
![](https://assets.st-note.com/img/1694277207289-hMGj4Xv48C.jpg?width=1200)
そういった場所に一定期間身を置くと
日頃感じない怒りや悲しみ、喜びや興奮があります。
怒りや悲しみは反面教師に、喜びや興奮は共感や共有に。
発展途上国に行って、経済格差や様々なカルチャーショックを受け、怒り悲しみ、それをどうにか救いたくてビジネスが閃いたり。
初めていく国に行って、日本にはない楽しさ・喜び・興奮に触れ、この感動を日本でも伝えたい!と思って起業したり。
何かしらの衝撃的な原体験は、人生のターニングポイントになり得る。
それを味わって欲しいのです。
刺激がない毎日のルーティンは閃かない
居心地が良い場所や、毎日同じルーティーンで時間が過ぎる生活の中から、アイデアや初めの一歩を踏み出す勇気は芽生えない。刺激的な毎日でなければ、なかなかユーモアのある閃きは出てこない。日々の不満を言ってる人は、毎日のルーティンが安定してる(ぬるま湯に浸かっている)から言えるわけであって、ほんとに行動する人はいい意味で不安定に抵抗感がなく、不満や不安に駆られる時間も思考もない。ぜひ刺激的な日頃感じれない場所へ飛び込んでほしい。それは海外だけではなく、県内の行った事のない町とかでもいい。とにかく安定した日常という殻を破って欲しい。その先にアイデアの種がある。
自分はどうだったのか
なんの興味もなく、無知の状態で飛び込んだブライダル業界。
[引出物]という言葉すら知らなくて、めちゃくちゃ軽蔑された。
そもそも社会人1年目で全てが初体験で、言葉は通じるが、専門知識も皆無。何にも分からなさすぎて、とっても居心地が悪かった。
居心地が悪い環境にいると、「こうなったらいいのにな」や「ここは絶対に間違ってる」など、色んな想いがどんどん湧いてきたのを覚えている。
結果的にそれが閃きの種であり、起業のキッカケになった。
居心地の悪さを感じて、居心地の良い会社を作ろうと思った。
それが株式会社ウェザインの創業に繋がった。
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もうひとつ居心地の悪い話を。
なんのコネもなく旅したポートランドとサンフランシスコ。
単身、行き当たりばったりで西海岸を気合いでロードトリップした。
前途記した通り、
・言語が通じない場所
・宗教が違う場所
・知り合いが1人もいない場所
・なんにも通用しない場所
これに加え、「距離感も全く分からない場所」だった。(ポートランドとサンフランシスコ、もっと近いと思ってた。)
当然コミュ力も鍛えられるし、そもそも犯罪に巻き込まれないかの危機感もある。どうやって毎日を乗り越えるか、人間力も試された。
日本で仕事しているだけでは絶対に感じないインプットもたくさんあった。
ご存知の方もいるかもしれませんが、この旅からヒントを得て、帰国して5〜6ヶ月後にはFOLK FOLK Hostelが完成していた。
「泊まれる結婚式場」が閃く原体験は、この旅にあるのです。
自分の人生を振り返ってみても、閃きやアクションの芽生えは、そういった居心地が悪い、ある意味刺激的な場所にあった。
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最後に
何度も言うけど
「なんかやりたいけど、一歩踏み出せない。」って言ってる人ほど、今の生活環境にどっぷり浸かってるんだと思う。
「思い切って起業する!」って意気込むその一歩の前に隠された、本当の意味での初めの一歩は、[居心地の悪い場所へ身を置く]かもしれません。