あなたのポラリスは?
どうも、こんにちは。
みちたです。
子どもの権利を守るために、学校や家庭とやりとりをしたり、子どもと一緒に考えたりと、楽しい毎日を過ごしています。
子どもたちに、『先生と呼ばないでね、偉そうで嫌だから』と先生たちの前で言って、顔がひきつるのを見るのが楽しみです。
#子どもからソーなんとかさんと呼ばれている
ときどき、成年後見人や講師なんかもやっていたりします。
さて、今回は【オンラインプラットホームswallow】内でのキャリア実践グループで、
「あなたの北極星(目標)はなんですか?」
というテーマで交流会をすることになっていますので、そのことについて考えてみたことをつれづれと話してみたいと思います。
常にある目標や一貫して変わらないものはありますか?
北極星(ポラリス)=どこにいても、どこから見ても変わらないもの
変わらないなにかって、自分にはあるんだろうかと、深く考えてみました。
最近は、これからのキャリアをどうしていくか考えて、やりたいこと、やりたくないことなどを整理しています。
それをずらっと並べてみると、なにか見えてくるような気がしています。
「あ、自分はこれは嫌なんだよね。つまり、こうしたいんだ。」
と、在りたい姿が少しずつ輪郭を現してきてます。
その風景をぼや〜とみていると、自分の子どもの頃を思い出しました。
小学6年生のレジスタンス
具体的なきっかけは覚えていないのですが、担任の先生に反抗していました。
すごくいい先生でした。いまも交流があります。
けど、そのときには反抗してました。
子どもってそんなときありますよね。
ときどき自分の親や友達からそのことを言われて、「そんなことしたっけなぁ」とそのときの感情までは具体的に思い出すことはできませんでした。
そしていま、スクールソーシャルワーカーとして、子どもたちの権利を守ろうと必死に話し合ったり、時には戦ったりして子どもたちの主張や教師の考えを聞いたりして、そして、思い出した。
「差別」に対して何も出来ない自分に、憤りを初めて覚えたのだと。
子どもながらに必死でなにか考えて、なにかしようとしたのだと。
そう、反抗というより自分自身の感情が、言葉に出せなかったのだ。
先生としては「男子だから女子だから」「できる子とできない子」という何気ない区別に対して、「なんで差別するんだ!なんかおかしくないですか。ちゃんと自分たちにどうしたいか聞いてよ。」という言葉がそのときはでなかった。
言葉の意味もまだよくわかってなかったし、どう違うのかもわからなかった。
ただ自分の正義感を、子どもながらに権利をふりかざして反抗していた。
権利ってなんだろう
話は戻ります。
自分の中で変わらないものというのは、これだろうなといきつきました。
【子どもの権利を守りたい】
【子どもがたくさんの機会を持てる社会に】
実は、昔は子どもが苦手でした。
けど、結婚して自分の子どもが生まれて、世界のいろが変わりました。
この世に、こんなに愛しく、大切なものがあるのかと。
自分中心の生活から、家族中心の生活になりました。
仕事のパフォーマンスは落ちたけど、特に気になりません。
ときどき、もやもやすることはありますが。
子どもを育てていくなかで、いろんな子どもと関わることで、
これから子どもたちが育っていく社会や地域は大丈夫なんだろうか、
生きづらくないだろうかと思うことが多くなりました。
なんでだろうと考えると、子どものときに言葉にできなかった、誰にも言えなかった出来事を思い出しました。
よくわからない権利ばかり主張していました。
そのときはうまく大人に伝えることができませんでした。
いまなら、理路整然と先生に言えるかもしれません。
『子どもには意見表明権があります。表現の自由もあります。なので、自分はそれは差別だと考えますが先生はどう考えますか?』
なんて言ったらめんどくさいガキっていわれるかなぁ。
子どもの声をアクションにつなげるために
子どもの声を聴いて、少しでもいろんな子どもが安心して過ごすことができる社会、たくさんの機会を持てるようになるために、自分は何ができるだろうか?
そんなことをずっと考えて、フリーランスソーシャルワーカーを目指しています。
制度ではできないこと、隙間をうめることなど、
カジュアルソーシャルアクションを誰もが、もちろん子どももできるような仕組みを作りたいなぁと模索中です。
その芯になる考えは変わりません。
一貫して変わらないものです。
子どもには権利がある。
子どもが尊重される社会は、誰もが生きやすい社会になると考えています。
さて、あとはひとつずつレンガを積むだけだ。
設計図もできた。
ちいさなことでも365日続けたら、だいぶ前に進める。コンパスも持った。
あなたならできる。あとは、一歩踏み出すだけ。
少しでも誰かの参考になれば幸いです。
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