小松未歩さんの『Dream'in Love』のリライチャを考える
はじめまして。今回初めての投稿となりますので、まずは今後の予定から。
私の大好きな小松未歩さんの曲に関して、歌詞を中心に私なりの考察ないし妄想を絡めて語っていきます。
で、まあ語っていく順番は1stアルバムの1曲目から順に行ってベストアルバムの最後の曲までいけたらなぁ、と思ってます。
と、いうことで早速始めます。今日の曲は1stアルバムの1曲目である『Dream'in Love』です。
まずこの曲を語る上ではずせないもの、それは…
リライチャ。
冒頭からでてくるこの飲み物が何なのか?
小松未歩さんのファンならお馴染みの謎の飲み物「リライチャ」ですが、私はこう考えています。
リライチャという飲み物はない。
水でもコーヒーでもワインでも飲み物なら
なんでもOK。
もう少し言葉を足せば
鏡を見つめ呪文を唱える前に飲むものをリ
ライチャというのであって、リライチャと
いう特定の飲み物はない。
と言うことです。
今の世の中において鏡の前で呪文を唱えるという行為をどれだけの熱量で行うか。
せいぜい「気分転換」程度のものです。
この曲においては現実逃避と言ったほうがいいかもしれませんが、とにかく儀式というにはあまりにもライトな行為なわけですが、雰囲気づくりは大事なわけです。
その雰囲気づくりのひとつとして呪文を唱える前に飲む「リライチャ」があるのではないか。そう思ってみたりするわけです。
主人公の性格次第ですが、リライチャは毎回同じ飲み物かもしれないし、違うかもしれません。
まあとにかく、気分の転換をより大きくするための演出なので、中身は何でも良い、というわけです。
この見立てが当たっているかどうかはおいておくとして、この曲の主人公はどうも現実逃避的な気分転換が好きなようです。
2番の冒頭の歌詞に
シュールなフランスシネマね
演じきればちゃんと幕は降りるはず
とあります。
これ、鏡を見つめ呪文を唱えるのと同じく「現実逃避」的な気分転換です。
ストレスの逃し方は人それぞれとは思います。しかし…
泣き疲れたら夜な夜な謎の飲み物を取り込み呪文を唱え、冴えない朝にシュールなフランスシネマを演じきる。
私はちょっと近寄りがたいと思ってしまいます。
と、こんな感じで軽い感じで小松未歩さんの曲を語っていきますので、よろしければまたいらしてください。
次回は『おとぎ話』です。
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