花の砂時計

Mi-Keから始まり宇徳敬子さん、小松未歩さんを聴いてきました。  そんな二人を気まぐ…

花の砂時計

Mi-Keから始まり宇徳敬子さん、小松未歩さんを聴いてきました。  そんな二人を気まぐれに語っていきます。

マガジン

  • 小松未歩4〜A thousand feelings〜

    小松未歩さんの4枚目のアルバムの曲であれこれ

  • Mi-Keのお話

  • 小松未歩6th〜花野〜

    小松未歩さんの6枚目のアルバム『花野』の曲たちを語ります。

  • 小松未歩3rd〜everywhere〜

    小松未歩さんの3rdアルバムの曲の歌詞解釈です!

  • miho komatsu 8 a piece of cake

    小松未歩さんの8枚目のアルバム曲に関してまとめてあります。

最近の記事

私の歌詞解釈がちょっぴり独特になった理由

はじめに 今回は趣向を変えまして、私の歌詞解釈物語について書いていこうと思います。  私はこれまでにこのnoteという媒体では小松未歩さんの曲の歌詞解釈をメインに書いてきました。      note以外では20年ほど前に始めたブログがあり、そこでは小松未歩さんはもちろん、Mi-Ke(あるいはB.B.クィーンズ)や宇徳敬子さん、久宝留理子さんの曲の歌詞解釈を書いてきました。  今でも飽きもせずに歌詞解釈という面倒なことをやってるのですが、これまで歌詞解釈という自身の行為にあ

    • どうしてどうして言うのは、私がその事実を知らないから。小松未歩さんの『I don't know the truth』

       10月に入りました。  暑かった夏もようやく終わったといったところでしょうか。  そんな秋の夜長にのんびりと小松未歩さんの曲の歌詞であれこれと書いていくわけですが、今回の題材は I don't know the truth 小松未歩さんの4枚目のアルバムに収録されている、ファンの間では結構な人気曲。  同じアルバムに収録されているシングル曲『Love gone』とともに4thアルバムの雰囲気を司る核となるような曲です。そんな存在感の大きな曲なのでいつもより気合が入りま

      • 小松未歩さんの好きの私の転換点だった4thアルバム

        いつもは歌詞解釈が中心ですが、今回はそれとは違いアルバム1枚に関しての思い出を語ります。  小松未歩さんの4枚目のアルバム『A thousand feelings』がテーマです。 ひたすら困った……  小松未歩さんに関しては、最初に手にしたのは1stアルバムでした。  発売は97年の12月で、その翌月か翌々月くらいに誕生日プレゼントとして貰いました。  そこで小松未歩さん好きになり、2ndアルバム、3rdアルバムは発売日に自分で購入し、4thアルバムも発売日に入手しました

        • 宇徳敬子さんの感字と読み

          2023年から2024年にかけて、宇徳敬子さんはソロデビュー30年という節目を迎えてライブはもちろん、テレビなどのメディアへの出演もこれまでにないほど活発にされていました。  そんな宇徳さんはこれまでにたくさんの曲を作り、作詞もされてこられました。  宇徳さんというと歌唱力はもちろんその歌声も魅力なのですが、同時に歌詞もなかなかに個性的です。今回はそんな宇徳さんの歌詞にスポットを当てて語ります。 言われれば読めるけど……  宇徳さんの歌詞は感情はあまり強く出さないタイプ

        私の歌詞解釈がちょっぴり独特になった理由

        マガジン

        • 小松未歩4〜A thousand feelings〜
          2本
        • Mi-Keのお話
          7本
        • 小松未歩6th〜花野〜
          2本
        • 小松未歩3rd〜everywhere〜
          2本
        • miho komatsu 8 a piece of cake
          1本
        • 小松未歩7〜prime number〜
          3本

        記事

          個人的歌姫3人に見る曲の主人公と歌い手の同一感の違い

          暑い暑い夏がやってきましたね〜。 子どもたちは夏休みということであちこちで元気に走り回る姿をみることができます。 老婆心ながら、宿題は計画的にやろうな〜、作文大変だよ〜、と思ったりもしますが同時に今のうちに存分に夏休みを楽しんでね!と思ったりもします。  さて、普段は宿題でもないのに小松未歩さんやMi-Keの曲の歌詞で色々書いていますが、今回はちょっと趣を変えて歌っている人は曲の主人公は同一なのか?という点で書きます。  私は音楽に関しては非常に狭い範囲かつそこまで深く聴

          個人的歌姫3人に見る曲の主人公と歌い手の同一感の違い

          Mi-Keの『想い出の九十九里浜』に見る追憶への誘い

           みなさんこんにちは。花の砂時計です。小松未歩さんの曲であれこれ言う事が多いのですが、今回は今更ながらですが1990年代初頭に活躍したMi-Keというグループの曲の歌詞であれこれ言います。 『想い出の九十九里浜』とは  40歳以上の方ならご存じの方は少なくないと思われますがMi-Keのデビュー曲『想い出の九十九里浜』  この曲はグループサウンズをモチーフにした作りで、その後に出すアルバムも『想い出のG・S九十九里浜』というタイトルでありアルバム内ではグループサウンズの曲を

          Mi-Keの『想い出の九十九里浜』に見る追憶への誘い

          私が最も恐れる主人公。小松未歩さんの『通り雨』

           6月。1年も折り返しにかかろうとする、夏の入口といった時期です。  湿度、不快指数が上がってくるなかでも元気に小松未歩さんの曲の歌詞解釈をしていきます!  今回のテーマは『通り雨』です。シングル『私さがし』のカップリングであり6thアルバム『花野』にも収録されています。  では早速考えてみましょう。 主人公はどんな人?  まず先にいいますがこの曲の主人公である「私」は小松未歩さんの曲で最強な女性です。  歌詞にある言葉で言うと  手段を選ばす欲しいモノだけを 手に入れ

          私が最も恐れる主人公。小松未歩さんの『通り雨』

          二人への牧師さんと女神さんからの有り難いお言葉。小松未歩さんの『BEAUTIFUL LIFE』

           隔月開催の小松未歩さんの曲で語り合うラジオ企画。  前回、2月のテーマは『1万メートルの景色』でした。そして今度の4月のテーマは『BEAUTIFUL LIFE』です。人気曲ですね!  と、いうことで早速歌詞解釈を進めていきます。 設定と登場人物  歌われている場面は…結婚式。  そりゃそうですね。ただし登場人物に関してはちょっとひねりました。  登場人物は、結婚式の主役である男性と女性の二人。それに加えて牧師さんと愛の女神様の4人(というか3人と1柱)です。   粛々と

          二人への牧師さんと女神さんからの有り難いお言葉。小松未歩さんの『BEAUTIFUL LIFE』

          作詞はしてないけどちゃんと作詞されてる。Mi-Keの『白い²白いサンゴ礁』

           今更ながら1991年にデビューしたMi-Keに関して語るレアな記事でございます。 お付き合いいただけると嬉しいです。  今回のテーマはMi-Keの5枚目のシングル曲である『白い²白いサンゴ礁』です。Mi-Keはデビューしたのが1991年の2月。この曲は同年の12月発売。  デビューから10ヶ月でシングル5枚、ついでに言えばアルバム2枚というビックリハイペースでCDを出していたMi-Ke。さらに言えば1991年はまだB.B.クィーンズも活動していました(Mi-KeはB.B.

          作詞はしてないけどちゃんと作詞されてる。Mi-Keの『白い²白いサンゴ礁』

          紙吹雪になった手紙とならなかった最後の手紙。小松未歩さんの『Last Letter』

           2023年も12月となりました。  今年もいろいろありましたね。  この記事は小松未歩さんの曲で語り合うラジオ企画用に書いてますが、今月もやります。  テーマは12月にちなんで『Last Letter』です。最後の最後に「紙吹雪舞う12月」とあります。時期的にぴったりなこの曲で語ります。  さて…。みなさんはこの曲においてはどういうイメージをお持ちでしょうか?  私は小松未歩さんの歌声と耳に入れた歌詞だけを頼りにイメージしている分には切なくて淡い雰囲気のストーリーを描いて

          紙吹雪になった手紙とならなかった最後の手紙。小松未歩さんの『Last Letter』

          3つの狭間が織りなす万華鏡。小松未歩さんの『夢と現実の狭間』

           記録的な暑さから一転、ようやく秋の雰囲気が漂い始めた今日このごろ。みなさんいかがお過ごしでしょうか?  隔月開催となった恒例の小松未歩さんの曲で1時間語るラジオ企画。11月に開催されるのですがテーマ曲は『夢と現実の狭間』となりました。  3rdアルバムの落ち着いたなかに少しばかり幻想的な雰囲気を持つ曲について色々書いていきます。今回もよろしくお願いいたします。  さて…。どうしたものか。 正直言いまして、テーマが『夢と現実の狭間』に決まってから改めて自分歌詞を眺めたも

          3つの狭間が織りなす万華鏡。小松未歩さんの『夢と現実の狭間』

          今夜22:30〜 小松未歩さんの『向日葵の小径』で喋る会が開かれます! #向日葵ナイト https://twitter.com/i/spaces/1BRJjZmZOvWJw?s=20

          今夜22:30〜 小松未歩さんの『向日葵の小径』で喋る会が開かれます! #向日葵ナイト https://twitter.com/i/spaces/1BRJjZmZOvWJw?s=20

          最終テストで地雷を踏んでしまった男性の話?小松未歩さんの『向日葵の小径』

          灼熱の8月も終わり、幾分気温が穏やかになってきた今日このごろ。 皆様如何お過ごしでしょうか? さて今回は小松未歩さんの8thアルバムにも収録されている『向日葵の小径』の歌詞で語っていきます。 この『向日葵の小径』は忘れられない恋のお話です。冒頭 ひとつ前の駅まで 引き返してみたけど 遠く澄んだ空に 風をただ見ただけ 向日葵の小径を 一人歩いた あの頃と同じ景色が 少し痛くて とあります。 雰囲気出してますね。 あの思い出の向日葵の咲く場所へ。 遠く澄んだ空に 風をた

          最終テストで地雷を踏んでしまった男性の話?小松未歩さんの『向日葵の小径』

          小松未歩画伯が描いた『砂のしろ』の夏

           今年の7月はまだ比較的過ごしやすい気がします。ただやはり梅雨なので湿度の高さは快適とは言い難い、いやもうかなり不快であるとしか思えないくらいです。  夏ですね。  そんな夏は日本の音楽シーンで最も扱われている季節です。  始まりは元気よく、真っ盛りなタイミングで弾けて終わりはしっとり。同じ夏の中においても雰囲気をガラリと変えられる特性を持ちます。  今回のテーマである小松未歩さんの22枚目のシングル『砂のしろ』も季節は夏。  曲の雰囲気からすると夏の終わり。  イメージ

          小松未歩画伯が描いた『砂のしろ』の夏

          スピード上がった願望が現実を追い越してるのでは?小松未歩さんの『anybody's game』

           3月です。すっかり春めいてますね。各地で桜が咲いて花見で盛り上がる光景も見られるこの時期。  発売日が3月18日。ジャケットも桜色。  今回はそんな季節柄ぴったりな小松未歩さんの4枚目のシングル『anybody's game』歌詞解釈をしていきます。 それでも 解りあえるなら きっと の放つ脆弱性  この『anybody's game』という曲の雰囲気、なんだか楽しそうですよね。  最後も  二人はきっと うまくゆく なんて言ってます。明るい未来が待ってそうな締めの

          スピード上がった願望が現実を追い越してるのでは?小松未歩さんの『anybody's game』

          『My destination...』は手ごたえのない男が二人だけの場所へ行けたお話

          2023年は早くも2月に突入。寒く、雪が降り積もる日が続いてますがいかがお過ごしでしょうか?  小松未歩さんのひとつの曲で一時間語る企画。開始が2022年の2月22日でして今月で1周年。そんな記念すべき回の題材が『My destination…』です。シングル『最短距離で』のカップリングでアルバム『lyrics』にも収録されています。  私の『My destination…』における解釈ですが、今回は小松未歩さんのある曲におけるひとつの、あくまでひとつの続編として読み解い

          『My destination...』は手ごたえのない男が二人だけの場所へ行けたお話