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『alive』と『錆びついたマシンガンで今を撃ち抜こう』の「地図」は同じだ!

 小松未歩さんの曲に関していろいろ語るこの記事も6回目。

 前回予告した通り1stアルバムの6曲目の『alive』について書いていくのですが、今回はちょっと変則的に次に扱う予定だった7曲目『錆びついたマシンガンで今を撃ち抜こう』と2曲まとめていきます。

 なぜそんなことをしたのかと言うと、1stアルバムの歌詞だけをざっと見ていったときに、この2曲に共通して

地図

という言葉が出てきていることに気づきました。そしてその「地図」は意味合いとしては同じもののように思えました。

まずは両方の「地図」がどんなものかを見てみましょう。

今日という日の地図を そっと開いて    限りない明日へと進める場所へ急ごう 『alive』

投げ捨てられた夢が 転がってる足元が見えたら 地図にない町へ旅立とう        『錆びついたマシンガンで今を撃ち抜こう』

この2つの地図は目的地までのルートが描かれているのでしょうが、その目的地は…。  

夢がかなう未来、場所

つまりは、ここでいう地図とは地理的なものではなく、夢を叶えるまでの人生設計図のようなもので、しかもあくまで現在の自分がいる場所がわかるだけのもの。あとは自力で描いていくのみ。

 限りない明日や町はこれから旅立ち、自らの足でもって切り開き現実として描かれていていくわけですね。

そんな地図を持つ2つの曲の主人公たちを交互に歌詞を眺めながら考えていたら

あれ?この2つの曲て同じ世界線でも通じるのかな?

と思えてきました。       

今回はここまでにさせてください。次回はこの2つの曲の世界を行き来しながら語りたいと思います。

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