ちょいちょい書くかもしれない日記(末っ子の誕生日)
うちには5匹猫がいるが、その末っ子は一昨年の7月21日に保護した。
そのときに動物病院で「だいたい生後1ヶ月」と診断されたので、6月21日がだいたい誕生日、ということになるだろう。
夏至が誕生日、ということにしておけば忘れなくてちょうどいい。
保護して1ヶ月は、里子に出すつもり満々だった。
先住猫が親子ユニットなので、そこによそ者を加えることには懐疑的だったのだ。
5匹目、というのも「まあ面倒を見られないほどではないにせよ、世話するのは私ひとりだからなあ……」と、マンパワー的にも経済的にも、そう簡単に前向きになれない感じではあった。
見放せないからとどんどん野良猫を抱え込んで、結局、飼育環境を悪化させ、自分と猫のQOLを損ねてしまうようなことは絶対に避けなくてはならないという、強い意識もあった。
しかし、子猫はたいそうコミュ強かつ腹ヨワで、なかなか手放すタイミングが訪れないまま、我が家の猫たちがさっさと子猫を受け入れてしまった。
そんなわけで、半ばなし崩しに我が家のメンバーになった末っ子は、我が家に思いがけない変化をもたらしてくれた。
そのあたりのことは、話せば長くなるので、8月末に出る本に書く予定だ(たまには宣伝もぶっ込んでいく所存)。
今年は、お祝いにかこつけて、大きくて頑丈なペットキャリーを買った。
うちの大きな男子猫たちも、中で自由な姿勢が取れるような高さがあって、しかも車輪がついていて私の腰に優しく、耐重量と強度も申し分なく、丸洗いできるものがいいとずっと思っていた。
スーツケース会社が作ったキャリーが、私の希望に沿いそうなので、思いきったのだ。
今後は、より心が落ち着くよう、2匹同時に動物病院につれていくことなども検討できそうな気がする。
夜は、生のマグロ切り落としを細かく切ったものと、フリーズドライのマグロを盛り合わせたご馳走で、誕生日パーティをする。
末っ子の誕生日ではあるが、猫たちみんなに対して、生まれてきて、我が家に来てくれてありがとう、家族になってくれてありがとうの宴である。