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ちょいちょい書くかもしれない日記(キッシュ)

不意にキッシュが食べたいな、と思い、用事で駅前に出たついでにスターバックスで買って帰った。
物凄く好きな味というわけではないが、無難でそこそこ美味しい。
安定安心の味、というやつだ。
ここ二週間にわたる不調で動物性たんぱくの摂取が明らかに足りないので、脳が効率のよい摂取手段を提案してきたのかもしれない。
脳は賢いな……(CV池田秀一)。
ほうじ茶&クラシックティーラテをアイスで一緒に買った。
こちらもわりと好きな味だ。でも、私にはちょっと凝り過ぎかも。
あまり複雑な味わいを喜ぶように味覚ができていない気がする。
何とかと何とかの意外なマリアージュとかは、まったく必要がないタイプの人類なのだ。
昼間はまだ気温がそこそこ高いので、まだホットドリンクを頼む気にはなれない。
ドリンクは車の中で飲んでしまったが、キッシュは自宅のリベイカーで温めて食べた。
バルミューダのリベイカーを買ってから、本当にこの手の温め直しものが上手にできるようになってありがたい。

ちょっと出掛けただけで、少し横にならないと次の作業にかかれない。
1時間執筆するともうヘトヘトに疲れてしまって、気づいたら2時間寝ている……というような感じなので、作業が遅々として進まない。
じれったさやもどかしさはありつつも、また書けるようになったこと自体は嬉しいし楽しい。
新型コロナウイルスの後遺症というのは、厄介なものだが、小説家には何だって肥やしだ。そう思わないとやっていられない。
まあ、自分が高齢者になったときの予行演習だと思って、できないなりにやるしかないのだ、と思う。
90分の講義が2コマ連続というのも、正直、今の私には相当にきつい。リハビリ、そしてトレーニング、と自分に言い聞かせながらやっている。
昔、膝のリハビリでお世話になった理学療法士氏が、「あなたはあれですね、泣きが入ってから追い込めるタイプの人ですね」と言っていた。
我ながら、そんな気はする。
かつて、二代目の担当氏に似たようなことを言われた記憶がある。
「リハビリにおいては、泣き言を言わないというのは、美徳とは限らないんです。黙って限界を超えられても、こっちは困っちゃうわけでね。そこは耐えるべきところじゃないんで、ガンガン泣き言を言って発散しつつやっていきましょう」
今でも、当時の彼の言葉は私にとって大きな救いだ。
「大丈夫じゃないよ!」と正直に弱音を吐きながら、リカバリーできる範囲の無理をちょっとずつ重ねて、ちゃんと休んで、ゆっくりでも回復していきたい。

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椹野道流
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