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ちょいちょい書くかもしれない日記(パックごはん)

帰りが遅くなって、今からごはん炊くのめんどくさい……あるいは、深夜にどうしてもお茶漬けが食べたくなったとき、とても便利なパックごはん。
特に一人暮らしになってからは常に切らさないようにしていたのだが、ここ数ヶ月は炊飯器を活用しており、すっかり油断していた。
賞味期限が、迫っている。
まあ多少過ぎたところでどうということはないのだが、それでも早めに食べてしまったほうがいい。
そして、備蓄棚には新しいものを入れておこう。
ローリングストックである。口にするといつもミック・ジャガーが奇妙な踊りを披露しつつ歌い出してしまう、あの言葉である。

そんなわけで、同じく期限がまあまあ近くなってきたレトルトカレーと合わせて、何の捻りもないカレーライスにして食べている。
冷凍庫に無印のコロッケが残っていたので(いつからいたんや君ら)、揚げて載っけたら突然ご馳走になった。
コロッケカレーはよきものだ。
カレーにウスターソースを合わせるのが好きなのは、私の中の大阪人DNAのせいだろうか。そうかもしれない。

そういえば備蓄部屋は、新入り猫が来て以来、しばし彼を隔離しておく部屋として使われていた。
感染症の検査や、寄生虫の駆除が済むまで、先住猫たちと一緒にすることはできないからだ。
今はそのあたりは無事にクリアし、他の猫たちともまあまあ上手く付き合えているので、そろそろ隔離部屋は閉鎖し、純然たる備蓄部屋に戻したい。
なるべくなら、猫の出入りは禁止したい。
何故なら、猫のフードやおやつも備蓄してあるからだ。
うちの末猫は食いしん坊な上に頭もそこそこいいので、無印の収納容器の蓋を開け、中の物を引っ張り出してみんなでおやつパーティを開いてしまう。実に腕がいいし、戦利品を気前よく分かち合う心は美しいが、褒めている場合ではない。
キッチンペーパーもペットシーツも、奴にぐちゃぐちゃにされるために備蓄しているわけではないので、やはり部屋ごと閉じてしまいたい。
それなのに新入り猫は、今もひとりの時間がほしくなると、隔離部屋のハウスにこもり、安らいだ顔で寝てしまう。
今はまだ、この家で最初に心穏やかに過ごすことができた場所を、彼女から奪うべきではないのだろう。
しかし、次のピアノの調律までには、その部屋、明け渡してもらいますからね!

寒い日は特に、座って仕事をしていると下腿が重怠くなってくることがある。
ふと「こんなこともあろうかと!」と買っておいた、無印良品の着圧靴下を履いてみたら、あまりにもあからさまに楽になった。
やはり、効くのだな~! というか、静脈還流が悪すぎる。運動せえ私。
メディキュットほどは締め付けが強くないように感じるので、この手の靴下の入門編としてはよいのではなかろうか。
講義が始まって、立ち仕事が増える来週から、役に立ってくれそうだ。

ごはんを食べようと決めたはしから、夕飯は焼きそばになった。
ずいぶん前に、そこそこ日持ちする麺を買っておいたのを忘れていたのだ。
そして、こちらも賞味期限が近い。
焼きそばは両親の、特に母の大好物で、必ず半熟の目玉焼きを載せてね、紅ショウガはたくさん用意してね、キャベツ多めがいいわ、タマネギも入れて、明日のお昼の分も作っておいてね、ねえやっぱり細麺が食べやすいわ……などと、リクエストが多い献立でもあった。
私は太麺で、具が少なめの焼きそばが好きなので、初めて自分好みで作ってみたのだが、母好みの味に慣らされてしまったのか、何だか進まない。
ふと思いついて、目玉焼きと焼きそばをホットサンドにしてみたら、たちまちしっくり来た。
小麦で小麦を挟むと旨い。世の真理である。

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椹野道流
こんなご時世なのでお気遣いなく、気楽に楽しんでいってください。でも、もしいただけてしまった場合は、猫と私のおやつが増えます。