ちょいちょい書くかもしれない日記(タイヤ交換)
そろそろ、自動車のタイヤをスタッドレスに交換せねばならない。
昔からお世話になっているディーラーさんがそこそこ近くにお住まいなので、いつも出勤途中に拙宅に立ち寄り、私の車を営業所に連れていってくれる。たいへん助かる。
助かるのだが、昨夜遅くに電話があり、「仕事先で遅くなって帰社したら、締め出されていまして……。自分の車を引き出すことすらできないので、電車で帰宅します。明日はいったん出社してから、僕の車でそっちに向かいますね」とのこと。
いやもう大変。お疲れさまです。
とはいえ、年末はあれこれと細かく予定があり、明日以外にタイヤ交換に1日費やせる日はなさそう。
お言葉に甘えることにした。
今日は親関係のことでお客があるので、朝から家じゅうに掃除機をかけた。
色々考えて、玄関脇の客間を備蓄部屋にリフォームした決断を後悔したことはない。
配達された重い荷物を、できるだけ短い移動距離でしかるべき場所に運ぶとなると、そこが最適だからだ。
ただ、昔の父方の祖父母の家のように、家族の生活スペースを掠らせも見せもしなくて済むよう、玄関のすぐ近くに応接室があったのは、今思えばとても合理的だなと。
玄関横にトイレがある構造も、客人に玄関まわりしか歩かせない工夫でもあったのだなあ。
我が家はあらたまった客人が少ないこともあり、ほぼ使われていない2階のダイニングルームが応接室代わりである。
勿論それでいいのだが、けっこう長く家の中を移動していただくことになるので、到着までの情報量が多い。いささか多すぎる。
アホみたいな数の絵がかかっており、それらがあまりにも破天荒な取り合わせなので、たいていの客人は困惑するか混乱するかの2択になってしまう。
やはり、玄関脇に小さな応接スペースを作るべきだったか。
いやでも、今の季節は寒すぎるし、夏は湿度が高すぎるし! あまり現実的なアイデアではないな。2階でいいや。
ダイニングを応接室に使う利点は、続き間のキッチンでお茶を入れる間も話を続けられること、そして運ぶ手間がほぼないことだ。
皆さんすぐに「カリモク60ですね!」と仰るので、カリモク60のテーブルセットは本当に人気なのだな……と思いつつ、今日もお客さんが到着する寸前に座面を拭いた。
カリモク60の黒いシートはとても扱いやすいが、唯一の欠点は、猫の毛が異常に目立つところだ。黒だから仕方がない。
たぶん静電気でビシバシにくっつけてしまうのだと思う。
あと、猫たちよ。
来客の寸前にきまって、そしてこぞってウンコをするのは本当にやめておくれ。どういう第六感なんだ。
今日も、消臭力に何とか取り繕ってもらった。
冷凍庫の中身を減らす活動で、合挽肉を解凍し、ムラヨシマサユキさんのレシピでハンバーグを作った。
下味をしっかりつけること、タマネギを前もって炒めること。
両方とも私は普段しないのだが、するとたちまちお店っぽい味になるなあ、と実感した。
しかしやはり、合挽肉は私には脂がきつい。次は牛挽き肉で試してみよう。
夕食後、糸が切れたように寝てしまい、ディーラーさんの「今、会社出ました~」という電話で起きた。
なかなかの時刻である。お疲れさますぎる。
先日、母のために買ったがさすがに多いか……と備蓄に回そうとしていたお菓子と缶コーヒーを、お土産にお持ちいただく。
私の愛車は日産リーフ。電気自動車である。
電気自動車というとあれこれ(概ね悪いことを)言われるけれど、山暮らしの身としては、「ガソリンを入れるために山を下りる」というアホらしい手間を省け、しかも揮発物質に弱い身としては、ガソリンの臭いにさらされずに済む、という大きすぎるメリットがある。
あと、異様にスムーズな加速と、大きなゴーカートみたいな乗り心地は独特で、私はそれを深く愛しているので放っておいてくれ、という心持ちだ。
長距離運転をほぼしないので、私にとってはとてもよい相棒。
我が家くらいの寒さなら、問題なく耐えてくれるし。
ただ、両親を乗せることがなくなったから、次に買い換えるときは、ワンサイズ小さな車があるといいな……などと思っていたら、深夜、日産とホンダが合併するらしいとかいうニュースが。
経営状態を考えると、日産が引き取られる感じになるのかな。
私が好きな車、作り続けてくれるかなあ……ととても不安になっている。