ちょいちょい書くかもしれない日記(膝用枕)
母が、寝ているとふくらはぎが怠いわ~と言っていたので、足を上げて眠れるよう、膝用の枕を試しに買ってみた。
使い勝手を体験してから、ケアマネさんにはかって導入するのがよかろうと、昨夜、使ってみた。
わりに通販サイトでは高めの枕が多いが、そこまでは求めていない。
低め、柔らかめで足首までサポートするものを選んでみたら、なかなかよい。ちょっと思ったよりは大きかったが。
朝の膝の痛みがいつもより軽かったので、むしろ私の膝にもいいかもしれない。
ただ、やはり寝返りが減るのか、腰は鈍く痛む。痛し痒しである。
そのあたりは膝用枕の存在に慣れれば、平気で寝返りを打つようになるのではなかろうか……というか、そもそも猫たちにベッドの半分を常に奪われているので、そんなに自由に動き回れるわけではないのだ。
膝用枕をかけ布団の下に入れ込んでおいたら、その盛り上がりが頭を置くのにちょうどいいのだろう。
猫たちが昼寝用の枕としても活用し始めた。
明日、ケアマネさんに会ったら、写真を見せてどうですか、と相談してみよう。
この先、母が横になっている時間は長くなる一方だろうから、少しでも快適に過ごせるようにしたい。
昨夜は、ムラヨシマサユキさんの訃報に本当に驚いた。
彼のレシピはとても見やすく使いやすく、何冊か本を持っている。
テレビに出てくると、見ているこちらの気持ちが穏やかに明るくなる方だった。
若い頃はピンと来なかったが、「人生五十年」とか還暦とかいうのは、存外、体調が大きく崩れる節目を教えるものだったのかな、としみじみ感じる。
昔は、老化はゆるいスロープのように進行すると思っていたが、とんでもない。
階段だ。しかも急なやつだ。
突然ガターンと来るのだ。
色々なSNSで、料理研究家のハードな日常を垣間見ることができるようになった。
テレビに出るような売れっ子さんたちは、とんでもない数のメニューを常に作り続けておられる模様。
きっと、想像もつかないほどご多忙だったのだろうな。
ムラヨシさんは、テレビでいつも楽しそうに料理をしておられて、しかも食材も調理器具も、とても丁寧に無駄なくお使いになる方という印象だった。
美しく作業をする人のたたずまいは、業種を問わず記憶に残るものだ。
私は今も、ムラヨシさんのレシピをもとにカンパーニュを焼いている。
今度また、彼の代表作といってもいいあのレシピで、プリンを作ろうと思う。