ちょいちょい書くかもしれない日記(今度はショルダー)
講義ごときでずいぶんと疲れてしまう新型コロナ後遺症真っ只中ヒューマンなので、今朝は猫の世話を済ませたら二度寝すると決めていた。
しかし。
なんだい、私がそう決めたら何か起こるのが世界の約束なのかい?
またしても、施設から電話。
弟め、サボってやがるな……と思いながら出たら、案の定、また母が転倒したという。
深夜、母がベッドから出ようとしているのをセンサーで察知し、爆速で駆けつけてくださった夜勤の職員さんが「朝まで寝ようね」と寝かしつけてくださったのに、その直後、またやって今度は間に合わなかった、ということらしい。
しょうがない。これはしょうがない。
おかーん。「寝なさいって言ったら寝なさい!」ってよく怒ってたじゃないですか、我々に。それも忘れちゃいましたか。
今回は顔面、特に顎と肩を強打したらしく、朝まで冷やしながら様子を見たけれど腫れがあるので、念のためこれから受診します、とのこと。
さすがに二度寝を優先するわけにはいかないので、私も遅れて合流した。
肩関節に変形と亜脱臼が見られるが、いずれも今回のものではない。もはやこれで固定しているので、治療の適応ではない……というつい先日も股関節で聞いたような説明を聞く。
昨年、新型コロナに倒れて入院生活に入るまで、母は医療も薬も福祉も断固拒否だったから、自宅で転倒したことを誰にも言わなかったんだろうなと推察する。
とりあえず今回は経過観察でよいそうなので、施設に連れ帰った。
帰るなりお昼をもりもり食べていたらしい。まあよかった。ひとまず大丈夫そうだ。
正直、車いす生活にさせてしまったほうが管理は楽だろうに、施設の皆さんが、母の「歩きたい」を全力でサポートしてくださること、感謝に堪えない。
帰宅して、さすがに休もうと思ったら、再び施設から電話。
この前のように、「他のところに腫れと痛みが……」みたいなことだと困るなと思いつつ出たら、「先日お預けいただきましたお母様のおやつ、残量が心許なくなってきまして」と言われて、ちょっと笑う。
母、おやつがはかどっている模様。
一時は、おやつにもあまり心を動かさなくなっていたので、それを思えば回復めざましい、と思いたい。
自分の口から食べられる、しかも美味しく食べられるというのは、命を繋ぐ上でとても大事なことだから。
せっかくの栄養管理が無駄にならないよう、一気に食べすぎないように、個包装のごく小さなクッキーやチョコレートの詰め合わせをお預けしているので、スタッフの方々も気軽に渡してくださっているのかもしれない。
入院生活で痩せてしまったから、少々太ってもOK、というところもあるだろう。
母はお菓子が大好きなので、楽しんで食べてくれたら嬉しい。
包装を開けることすら、常に手が震えてしまう母にはいいリハビリになると思う。
さっそくいかりスーパーへ行って、同じ詰め合わせのクリスマスバージョンの袋を買ってきた。
ついでに、私の好きなごぼうあられと、母がこれまた大好きで常備していたことを思い出し、ビスコも。
月曜に施設へ行く用事があるので、そのときに持っていこう。
膝の痛みはあまり変わらず。
先月、歯医者さんで大クラッシュさせたときよりはマシだが。
あのとき、たぶん無意識に膝関節を過進展させたのが本当によくなかったんだろうな。私はもとから関節がルーズなので、そういう無理な動きができてしまうのだ。気をつけねば。
どうも下り坂がとてもよろしくないようなので、極力避けるようにしよう。
あとはとにかく温めて血行をよくする。
私が、高籏正雄さんの大ファンであることをご存じの読者さんが、北海道で展開されている高籏さんデザインの可愛いタオルを送ってくださった。
これまでは、後生大事にとっておいてなかなか使えないタイプの人間だったが、今はすぐ、大切に使わせていただくようにしている。
いつか使うの「いつか」はたぶん一生来ないのだと、実家じまいで痛感したからだ。