ちょいちょい書くかもしれない日記(クリスマス会)
寒くて、女3人、布団にくるまってゴロゴロしているだけで昼になった。
怠惰である。
夜はクリスマス会だから、昼は簡単にしようね……と言いつつ、昨夜の残りのカリフラワーのポタージュと里芋の煮物、それに厚切りベーコンをこんがり焼いたのとプレーンなオムレツで昼食にした。
オムレツは全然気負わず適当に焼いたときのほうが上手にできる気がする。
形はあまり気にしない。美しい木の葉形にするのはプロに任せる。
午後に友人がもうひとり来て、順番に冬至の柚子湯に入りながらご馳走を準備した。
毎年のことなので、みんなもう役割分担も作業も流れるように完璧だ。
昨日からブライン液に漬けておいた丸鶏にりんごを詰め、ベーコンを忍ばせてオーブンに入れる。
北海道の友人からでっかいぼたん海老とまぐろをサクでいただいたので、ちょっと考えてから、ご飯を炊いて酢飯を作った。
絶対に手巻き寿司にするほうがいい、と感じたからだ。
メロンとパイナップルに生ハムを巻き、ソーセージにベーコンを巻いて焼き、人参と芽キャベツ代わりのブロッコリーを茹で、いただいたばかりのジャガイモでガレットを焼いた。
手巻き寿司は軽く……と言い合いながらうまいうまいと結局お刺身を全部平らげてしまった。
いったん寿司関係の食器を片付け、焼き上がったローストチキンと添え物をテーブルに並べてダラダラ食べた。
デザートにアイスケーキまであった。
ハチャメチャな献立になったが、全部美味しかった。幸せ過ぎる。
一昨年までは、イブに家族のためにも同じディナーを作っていたのだが、去年からは友人たちが集まったときだけの特別なご馳走だ。
我が家に集まってくれて、ありがたいなあ……と思いながら、私も柚子湯に浸かった。
掃除をするので最後に入ったのだが、既に柚子はモミモミに揉まれたあとで、浴室内にはいいにおいが立ちこめていた。
新入り猫以外の猫たちも、思い思いの方法で客人たちに甘え、遊んでもらい、疲れてばたばたとあちこちで寝ている。
かぼちゃのことは、すっかり忘れていた。まあいいか。