ちょいちょい書くかもしれない日記(マイナカード)
昨日やった手続きにともない、いくつかの書類を取り直す羽目になり、コンビニでマイナンバーカードを使ってばみばみと取得してきた。
マイナカードにはこの1年あまり、色んな書類発行を楽にしてもらえたので、私自身はとても便利に、ありがたく使っている。
そもそも、私がマイナカードに抱いていた奇妙な緊張感というのは、最初期の「たいへん危険なので、誰にも見せないように! 落とさぬよう厳重に保管して!」という、今思えばまったくマイナカードの意義をわかっていない感じの、そのくせ圧の強いアドバイスから来ていたと思う。
無論、軽やかに紛失していいものでないことは確かだが、「常に持ち歩いて便利に使ってね、でも落とさないようにくれぐれも気をつけて」でよかったのではなかろうか。
誰だよ、初手であんな脅しみたいなアドバイスをして国民をビビらせ、「そんな怖いもん要らんわ」と思わせたのは。
気圧のせいか頭が痛むし、冷えのせいか、相変わらず膝も痛い。
用事を済ませておやつどきに帰宅して、朝から何も食べていなかったので、ゆうべの残りの味噌汁をあたためながら、追加で鍋に卵を落とした。
豆腐となめこと半熟卵を白味噌でガッとまとめた感じのそれを、特大のお椀で食べた。
実家で見つけたペア椀だが、本当に無闇にでかい。
普通の汁椀と丼の間、やや丼寄りのニュアンス。これが存外便利だ。
熱いものを入れても器はまったり温かい程度だし、何より軽いし。
最近は、よく漆器を食事に使うようになった。
二日目の味噌汁は、具材と汁が馴染んで妙に美味しい。
カロリーはあまりないかもしれないが、胃の中に十分に食べ物が入った感じはあるので、頭痛薬を飲んだ。
母の入院と自分の不調、それに父の残務と実家まわりの降って湧いた案件に振り回されて、ほとんど自分の仕事ができていない。
やることは山積みで気が急くところをぐっと抑えて、まずは身体を休めよう。
来週は母と実家関係の用事がみっしり詰まっている。
これを乗りきれば、自分のために使える時間が増えるはず、というのは昨夏から幾度も期待しては裏切られてきた流れなのだけれど、今度こそはそう信じたい。私にも生活がある。
友人たちと話していると、今はそういう年齢なんだなとつくづく感じる。
子育てが終わったと思ったら親が……という話を聞いていると、私などまだまだ、である。
母は膨大な時間を家族のために使ってくれたのだから、そのほんの一部を返すときが来ただけなのだ。
ささやかに、しかしできる限りしっかり務めようと思うが、弟はもうちょっと働けほんまに。
新入り猫は、食事のたびにちょろっと部屋を出てはスタスタ戻ってくる。
自分のペースで行動範囲を広げているようなので任せる。
昨夜は激しく空腹を訴えるので、スープたっぷり系のお夜食を出したら、末っ子が飛んできて一緒に食べ始めた。
双方、特に相手を威嚇するでもなく、ほっぺたを密着させていた。
特に仲良しなわけではないのだが、大いにアリだ。この二匹はいい関係になれそうな気がする。