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ちょいちょい書くかもしれない日記(チョイ慣れ)

寝過ごす恐怖からか眠りが浅く、グズグズと泥のように寝入ったわりに午前2時に目を覚ましてしまった。
それから幾度か寝直しては起き、とうとう諦めて6時過ぎに起き出し、猫の世話とゴミ出しを済ませた。
猫たちは皆、「なに……? こんな早朝に」と不思議そうな顔をしていた。
時計を持っていない癖に、彼らは意外と定時行動をする。私が予想外の時間帯に動くと、ストレートに迷惑そうにするのが面白い。
朝の作業をすべて終わらせると、気持ちに少し余裕が出来てすうっと眠くなった。
しめしめ、二度寝タイムである。
うっかり予定より寝過ごしたが、出勤前に母がお世話になっている施設に書類を届け、ついでにスーパーマーケットに寄ってから家に戻る程度の時間的余裕はあった。
予約を取っていないので母に面会はできないが、「元気に過ごしていらっしゃるのでご安心ください! 朝ごはんもペロリでしたよ」と言ってもらった。
今の施設は弟夫婦が見つけてくれて、私は目をむく額の一時入居金を捻りだすため奔走していただけだったので、そこ以外の施設を知らない。
でも、小綺麗で、ざっくばらんで、雰囲気がそこそこ明るい、いいところだと感じている。
母の居室も、清潔だし必要なものは揃っているけれど、決して華美ではない。
要らぬ危険を避けるべく、敢えてシンプルにしているのかもしれない。
母が安心して過ごせているようなので、それが何よりありがたいことだと思っている。

スーパーマーケットに立ち寄ったところで、なんだか具合が悪いことに気づいた。
体が重くて、鈍い頭痛と、どことは断言できない内臓のもんやりした気持ち悪さがある。
でもまあ、倒れるほどではない。
予定していたものを籠に入れ、ついでに冷たいお茶と、併設のカフェでソフトクリームを買って車に戻った。
エンジンをかけて車内が冷えるのを待つ間に、お茶を飲み、プラカップに入ったソフトクリームを食べていたら、少しずつ体調が上向いてきた。
もしかしたら、軽い脱水と微妙な低血糖の合わせ技だったかもしれない。
そういえば、起きてから何も飲み食いしていなかった。
ときどき、自分自身にとても無頓着なのはよろしくない癖だ。気をつけよう。

夜、講義を終えて帰宅すると、やはりハチャメチャに疲れていたが、昨夜ほどではなかった。
少しだけ、身体が慣れてきたのかもしれない。
夕飯も、冷凍してあった切り落としの牛肉と椎茸を焼いて(解凍せずにフライパンの中で焼きながらなんとかした)、おろしポン酢で食べる程度のことはできた。
大根おろしと、ちょいとつまんだミニトマトで、野菜も食べたと言い張る所存だ。

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椹野道流
こんなご時世なのでお気遣いなく、気楽に楽しんでいってください。でも、もしいただけてしまった場合は、猫と私のおやつが増えます。