ちょいちょい書くかもしれない日記(メリクリ)
クリスマス会はもう週末に済ませたので、いつもの火曜日である。
とはいえ、鶏を前日から漬けておくブライン液を少し研究したいので、昨日、用事のついでに丸鶏ではなく骨付きの鶏もも肉を買ってきた。
水と砂糖と塩の割合はだいたい定まった。あとは漬けこみ時間と、オプションに何を入れるかだ。
ローズマリーが存外効かなかったので、昨日は庭からガサガサ切ってきて多めに入れた。
香り付けとしてのニンニクも、ひとかけを半分に切って放り込んでみた。
ローレルも1枚。
あんまりゴチャゴチャ入れてもどれがよかったのかわからなくなるので、ベーシックな感じで。
私はあまり複雑な味が好きではないので、その程度で十分だと思う。
起き抜けのめまいが特に酷いので、今日は結局昼前まで横になって過ごした。
じっとしていればまあまあ大丈夫なのをいいことに、小さなゲラを校正し、スマホのストレージから、写りの悪い写真を消す作業を少しした。
毎日こつこつやっておけばいいのに、年単位で貯めるからチリツモでえらいことになる。当分この作業は終わりそうにない。
というか、今はもういない生き物や人の写真は、たとえピンボケでもなかなか消せないものだ。
二度と撮れないと思うと、つい手が止まってしまう。
両親が揃って笑っている写真が1枚だけあった。8年前のものだった。
覚えている。当時、月イチで行くことにしていたみんながお気に入りの和食料理店で、お正月に私が撮った。
過去に戻りたいと思ったことは一度もないが、「親はいつかいなくなる」という当たり前の事実をバキバキの高解像度で理解するのは、親がいなくなってからなのだな……と実感する。
若い頃にこそ似合う可愛いアイテムがとても高価で、若さを失ってからしか手が届かないのと少しだけ似ている、かもしれない。
とりあえずフォトストレージの整理は、スマホがジワジワと弱りつつある今、機種変を見据えてがっつりやっつけたい作業だ。
昼前に、ネットスーパーの配達員さんが注文していたものを届けてくれた。
せっかくなので、自分用の小さなケーキ。
それから、野菜炒め用のパックと、年末年始用の牛乳。
おせち作りで使う砂糖。
「今日はケーキが多いから、いつも以上に気を使いますねえ」と笑っておられた。
車内でつまめるようなおやつとコーヒーをささやかにプレゼントした。
みんなの「嬉しい」を配達してくださってありがとう。
今年は大きなクリスマスツリーを出さないつもりだったが、新入り猫がまあまあ落ち着いたので、出してみた。
うちはツリーを1月6日まで飾っておくので、十分長く楽しめる。
というか、踊り場の壁に吊すタイプの小さなツリーが気に入りすぎて、もはやそこだけは通年クリスマスである。
私の家なので、好きにやるのだ。