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エリート (とりあえず折り返し)

なにせ、シーズン6まであります。(Netflix配信)

ようやくシーズン3まで完走。

昔はシリーズものが大嫌いでした。パッと他の人生を擬似体験できる一話完結ものが好きでした。 でも、一泊のバカンスのように、すぐ醒めてしまう夢のようなものですね、それは。

なので最近は長いシリーズでも観ることにしています。人生90年。それを思えば違う人生を体感するには2時間では足りないのですよね。シリーズものは、そこに描かれる三年、五年、またはそれ以上の様々な人間模様や環境を経験できるので、今の私にはとても心地よいです。

パソコンを開けると異国へワープできる、そんなワクワク感です。

こちらの作品はハイスクールものでありながら殺人あり、違法案件あり、飲酒、喫煙、自由恋愛ありと、ここ日本で育った私にはそれだけで見知らぬ空気感です。スペインものを英語音声で見ていますが、欧米は皆、そんなスクールライフなのでしょうか。

制服のアレンジがすごくて、フリルやTシャツ、ピアスにティアラ、ブランドのバッグで颯爽と登校します。面白いですね。メイクもモデルさんさながら、ネイルだって板書しづらそうなデコラティブなもの。楽しすぎます。行き過ぎは賛否両論かと思いますが、 一方で、日本のゴリゴリの校則に対して拒否反応を持っています。常々。

私が中学の頃は肩に頭髪がついてはダメ。
つくなら結ばなければ・・・という時代でした。さすがに今は地元の母校も、サラサラロングヘアの子をたくさん見かけますから、少しはマシですが。

Netflix作品では、センスの好き嫌いは別として、みんなオシャレを満喫しています。そちらの方が私は健全だと思いますよ。

さてこの「エリート」は、前半戦、ひとまず二つの事件が落着し、新しい雰囲気でシーズン4へ突入します。キャストは同じメンバーに、新たな人物が加わるのでしょう。楽しみです。

というか、ここまで膨大な長さの脚本を、視聴者に飽きさせずに提供できる、そのことが素晴らしすぎて・・・。才能って色々なところに散りばめられているのだなーと思います。

忘れてはいけないのはグローバルな作品作りをしていると思うので、宗教観、LGBT、貧富の差、人種問題、などにあらゆる場面で遭遇しますし、かなりそれがオープンなのだなー、と欧米作品の懐の大きさを目の当たりにします。(その意味ではやはり日本が一番遅れているのでは、と思います。)

シーズン6まで完走したら、また感想を記したいと思います!

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