天使にショパンの歌声を
観ました。修道院女学生とシスターのお話。音楽学校的な修道院でした。ピアノコンクールに毎年参加をさせて優秀な成績を取っている学校に、時代背景もあり経済的困窮が訪れます。
終始ピアノ曲が流れ、とても心地よい映画でした。主人公の少女が美しすぎて、内容よりも、目の保養という感じでした。
少女が厳格なバッハをジャジーなアレンジにして弾き反抗心を表していたのもなかなか面白い。
しかしなぜフランス女性はあんなに美しいのでしょうか。
私と長男は彼が大学卒業間近にパリ旅行をいたしました。街並みを歩く人々がみんな(大袈裟ではなく皆) モデルですよね?といちいち聞きたくなるようなスタイルと顔立ち。街のショーウィンドウに映るチビでぽちゃな自分の姿を見て悲しくなったものです。
長男は、「しょうがないでしょアジアンなんだからぁ」と苦笑い。
概して、アジア人は欧米コンプレックスがあるのです。
さてこの映画は、一見「天使にラブソングを」と同じ題材かしら、と思いましたが、そこはフランス映画。起承転結の起伏が大きすぎず、淡々と時代の流れとともに、なるべき姿を受け入れて時を刻んでいくのです。
リストの「愛の夢」を弾きたくなりました・・・。