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昇天階段

  景子のマンションに着いたのは夕方6時ぐらいだった。この時間なら帰ってるはずだと思い、呼び出しボタンを押した。

 「いつも急で悪いな。」そんなこと思ってないが、そう言った。
「何そのリュック。どうしたん?」
ちょっと海外に行くことになってなぁ、最後、オマエに会っときたかったんや。景子の顔は一気に曇り、黙り込んでしまった。暗い顔すんなよ、オマエにプレゼント買ってきた。ネックレスや、つけてみ。うん、ありがと。あと、当分帰ってこないから金を預かっとってほしいねん。そう言いながらオレは700万円を取り出した。「え、どうしたん、こんな大金?」ちょっと遺産が入ってなぁ、、、オレは辻本に言った説明を景子にも繰り返した。景子の表情が変わった。「わかった、銀行に預けとったらええんやね。良かったー、ミッチーそのうち帰ってくるんや。捨てられたんかと思ったわ。」金の額に関して景子はそこまで驚かなかった。親が金持ちだったからだろう。

 「シルクガウンの帯あるか?」うん。「オマエ、それで目隠ししろ。裸になれ。」うん、わかった。
 景子は目隠しをして素っ裸になった。ネックレスだけは付けたままだ。
コイツはいつも従順だ。断るのが苦手な性格なのか、嫌われたくないからなのかはわからない。たぶんどっちもだ。オレにとって都合がいいのは間違いない。恋愛対象ではなかったがいつでも性欲を満たす対象として便利だった。そういう意味でオレは景子が好きだった。
 ちょっと痩せたな?うん、3キロぐらい減ったと思う。へー、ちょっとよくなったやん。そう言うと景子は笑顔になった。いつもはしゃぶらせて入れて出すという単調な欲望処理のSEXだったが、今日は可愛がってやろうと思い、オレは景子の全身をゆっくり舐め回した。景子は小さな喘ぎ声を出し始めていた。俺に気を使った演技かと思ったが、秘部を見ると潤み、液が流れ始めていた。
 オレは下になりシックスナインの体制でモノをしゃぶらせ、景子のケツを揉みしだきながら秘部を眺めた。オレに舐めて欲しいようで、景子は秘部をオレの口にどんどん近づけてくる。舌先で軽くふれるように突起部を舐めてやると、モノをしゃぶるのが止まり、身を捩ってこれまでにない大きな喘ぎ声を出し始めた。
 今日は大丈夫だから、中に出してと景子は言った。目隠しでSEXに集中できたせいか、景子はエロくなり、秘部はドロドロで、アナルの方まで液がべっとりと垂れていた。狭くヌルヌルの景子にナマで挿し込むと、満足そうに腰を動かし始めた。それに呼応するようにオレはゆっくり焦らすように突き、時に激しく突き続けた。喘ぎ続ける景子の口からよだれが出ていた。最後、景子はオレのケツを両手で掴み、「出してー」と叫びながら足を反らし、モノを締めつけ、硬直しながら昇天した。事後のシーツはベトベトだった。
 「景子、エロくなったな。」え、うーん、ミッチーが優しくしてくれるから、、、かな。しかし、何で今日は中出し大丈夫なんや?うーん、なんとなく。と言って、オレを見つめてきた。

 結局その日は景子の家に泊まった。東京行きの新幹線の時間に間に合いそうになかったからだ。オレはカラになるまで景子にブチ込んだ。
 翌朝、マサルに駅まで送ってもらい、こだまで東京に向かった。エロくなった景子と離れるのがちょっと惜しかった。

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ミッチー
こんばんわ〜 これを読んで頂き嬉しいです。 ちょっと変わった皆さんの幸運を祈ります。 他人に祈ってもらうと、良い事あるらしいです。