「町の特性×人の魅力」がかけ合わったときに、町の魅力は開花するのだと思うのです〜香川・琴平〜
2022年1月21日〜24日。香川県の琴平町(ことひら)に行ってきた。僕が所属するTABIPPO内で話題になっていたのでずっと行きたかった場所。
ただ、行く前は「琴平って金比羅山があってうどんがある所でしょ」くらいの印象だったけれども、色んな魅力的な人に出会い、琴平のこれからについてあれこれと考えてみたので、自分の思考のメモとして残しておきたい。(※金比羅山さんではなく、金刀比羅宮が正しいみたい)
前半はTweetで振り返る旅の様子。後半に琴平町について考えたことを。
それでは早速。
今回の旅は、TABIPPOが企画しているモニターツアーなのでコンテンツがこれだけ盛り込まれている(ほんとにてんこ盛り)。15人のメンバーが集まりこれからの琴平のことを考えた。最後に少しだけ僕が考えた琴平のこれからについて書きたい。
◉琴平についての全体所感
・若い人が活躍している町の印象を持った
・活動内容がその人らしさ全開で個性的
・SNSの活用がとてもアクティブ
・ただ活動内容が琴平ならではのものではなかった印象
・人の個性×現地の特徴の掛け合わせが大切なのでは?
◉必要だと思ったこと概要
・トップダウンで
大きなビジョンと琴平らしさをまとめること
・ボトムアップで
若く活躍する人たちのなぜ琴平?の深堀りを
*下記細かく考えたこと*
・伝統と琴平らしさで考えたこと
例えば、うどんは香川全体の大きな魅力の1つだと思います。その中でも琴平は若い人が好きなことをやっている町という印象を受けました。なので、琴平は香川の中でも若い人にウケるように、うどん踏み×音楽みたいな中野うどん学校のようなアクティビティみたいなことをつくるとか、サウナに入って整ってからの絶品うどん体験とか、金比羅山に登って食べれるうどんの開発とか。香川全体の魅力に加えて琴平らしさを掛け算で合わせるアイディアが良いんじゃないかと思いました。
・好きがコトひらく町についての良さと懸念
人の好きに焦点をあてることはとてもいいと思った一方で、各自が好き好きやってしまうと琴平らしさが失われる(薄まる)ような気もしました。ただ、ここも好きなことをやってる町として突き詰めれば、東京で言えば下北沢、高円寺のような個人店が多い街、海外でいえばアメリカ・ポートランドのような個性的なDIY文化を推す町にもなるのかなと。
そして、人の好きに焦点を当ててはいるものの、町の制度や文化としてこれらを推進するものが何であるかまではわかりませんでした。つまり、町で○○制度や文化があるので、好きがコトひらく町になってるんですねという論理の言語化です。例えば、新しい入居者が来たら受け入れるようなイベントがあるみたいなこと。これらを紐解いて分かればなるほどなあとより思えると思います。それがないと、偶然活躍している若者にスポットはあたっているものの、再現性がない偶然の切り取りで終わってしまうかもと感じました。
・最後に
繰り返しとなりますが、土台となる「琴平らしさ」に人の個性をかけ合わせることが1番観光としては魅力的になるのでは?と思います。
今回、これだけアイディアや考察をできたのは、旅中に本当に多くの人に出会えて、みんなが考えているリアルな声を知れたので、興味と愛着を持たからです。魅力的で愛らしい人ばかりでした。出会えた人みんなに改めてお礼を言いたいです。
本当にありがとうございました!この記事を読んで興味をもった方は、ぜひ琴平に行ってみて下さい。僕で良ければ、今回出会った人をお繋ぎします!
追記
東京に戻ってきてからもずっとSNSで現地の人たちと繋がれていることに素直にいいなあと感じています。なかなか町全体でSNSを盛り上げていくことって難しいと思いますが、琴平は若手世代がSNSで盛り上げていくという雰囲気を感じています。ほんと人の魅力が全面に出たいい町だなあと改めて。