全世界相互不可侵条約案
前文
全世界の全ての国が、全世界の全ての国に対して、侵略しないことを同時に約束すれば、全世界の全ての国が、全世界の全ての国から侵略される可能性がなくなります。
この条約の締約国のするべきことは、全世界の全ての国に対して侵略しないことを約束することだけです。であるにも関わらず、締約国は、全世界の全ての国から侵略される可能性がなくなるのです。
自国が、全世界の全ての国から侵略される可能性がなくなるという利益を享受するために、この条約の締約国は、全世界の全ての国に対して侵略しないことを約束する。
全世界の全ての国が、全世界の全ての国に対して侵略しないことを約束することにより、全世界恒久平和が実現する。この条約は、全世界恒久平和を実現するために締結するものである。
第1条
この条約の締約国は、全世界の全ての国に対して侵略しないことを約束する。
第2条
この条約の締約国は、全世界の全ての国とする。
第3条
第1条と第2条の規定により、全世界相互不可侵が成立する。
第4条
締約国は、全権委任状を有する良好妥当と認められる代表者を通じて、この条約に署名する。
第5条
締約国は、この条約を、各自の憲法上の手続きによって批准しなくてはならない。
第6条
締約国の批准書は、日本国政府に寄託される。
第7条
この条約は、締約国の過半数が批准書を日本国政府に寄託した時に発効する。
第8条
この条約は、日本語を正文とし、日本国政府の記録に寄託しておく。この条約の認証謄本は、日本国政府が全世界の全ての締約国の政府に送付する。
第9条
以上の証拠として、締約国政府は、代表者を通じて、2022年4月1日に、日本国東京都千代田区において、この条約に署名した。
と、このような条約案を考えてみました。全世界の全ての国の政府が、この条約に興味を持ち、加盟してくれることを期待します。
全ては、平和的手段のみを用いて全世界恒久平和を実現するために。
竹本倫紀
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