理論は、自然言語で書かれたプログラムだと竹本倫紀(たけもとみちのり)は悟りました。

広辞苑を引き引き、民法の教科書(民法(全)第3版、潮見佳男、有斐閣)を読みながら気づきました。


ある言葉は、またある言葉の特定の配列から成り立っています。この言葉の配列の仕方によって、その言葉の意味が決定されます。


広辞苑である言葉を引くと、その言葉の定義に、意味不明瞭な言葉が出てきて、その意味不明瞭な言葉も広辞苑で引く、ということを繰り返しています。そうするうちに、だんだん、言葉の意味がはっきりしてきて、もとの言葉の意味も理解できるようになります。


広辞苑とは、先人が組んだ自然言語のプログラムの集合体であると考えれば、全ての言葉が、自然言語で組まれたプログラムということになり、全ての文章は言葉から成り立っているので、全ての文章も自然言語で書かれたプログラムということになります。


ゆえに、理論も、文章で書かれたものなので、自然言語で書かれたプログラムということになります。

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